見出し画像

[詩]チョコレートパフェ

甘ったるく重力をもったふわり白い雲が、繊細かつ大胆に波打つ。そのうねりはまるで何かを表現したい芸術のような、優美で不規則な甘味である。そしてまた別の甘味が、その上をなぞるようにして流れ滴る。甘味と甘味は触れるとすこし融合し、白い雲の輪郭は、一部が曖昧となる。

この未知の接触は創造か、芸術か、それとも革命か。
もしくは各々に歴史のある確立された甘さへの、冒涜か。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?