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イジリー岡田の【ソフビひとり語り】仮面ライダーX パチソフビ!


今回も前回に引き続き、
『仮面ライダーX』のソフビをご紹介します!


仮面ライダーXの【パチソフビ】
約240mm 1970年代発売


このソフビを、
私のYouTube『イジリーチャンネル』で
紹介した際、何で【手袋】【ブーツ】を、この様な彩色にしてしまったのだろうと語りました…


本来なら、
Xライダーの手袋は『黒』、ブーツも『黒』!

YouTube『イジリーチャンネル』
この回で話してます。

しかし、

皆様申し訳ございません。

『イジリーチャンネル』に、
沢山のコメントを頂き、ご指摘を頂き、
心から感謝致します。

皆様の、コメントをまとめますと、

第1回撮影会でのNG版スーツの彩色は、
スーツが【白】手袋が【ライトブルー】
ブーツが【赤】という配色であった。

第1回撮影会と、第2回撮影会の間に
講談社撮影会の資料によると、
スーツが【白】
手袋がライトブルーから【ブルー】に変更
ブーツが【赤】

第2回撮影会時のNG版スーツは、
全身が【シルバー調】手袋、ブーツが、【黒】


と、いう事は。

このパチソフビは、
【第1回撮影会】【講談社撮影会】の
NGスーツバージョンの資料をもとに、制作されたソフビという事になるのではないでしょうか!

コメントを頂きました皆様、
本当にありがとうございました。

いやぁ〜奥が深い。パチソフビは深すぎる。

では、改めて紹介していきます。

マスク 正面
何故か、ゴールドにレッド。
ただ、悪くない。逆にカッコいい!
布やビニールのマフラーでは無く、ボディ前面の造形に組み込まれているマフラーは斬新だ。
これなら紛失する事は無い。


マフラーの色も本来の
黒字にセンターに黄色い線では無く全体的に『濃い緑』
赤字のVとVは本来のデザインと同じ彩色。
Xライダーのベルト『ライドル』
マスク同様、ゴールドとレッドの彩色。
両足、正面
本来のブーツの色はブラックだが、
NGスーツ版のレッドの彩色になっている
全身 左側面
横から見てもスタイルが良い。
マスク 左側面
ゴールドの彩色が半分までしか無い。
首から下の上半身 左側面
NGスーツ版のブルーの手袋!
下半身 左側面。足が可動しない為か、
左右の足のバランスを微妙にずらし
ソフビとしての動きが感じられる。
全身 右側面
マスク 右側面 
左側面同様、ゴールドの彩色は半分。
首から下の上半身 右側面
下半身 右側面



頭頂部
全身 裏面


マスク裏面は、正面のゴールドの様な塗装は
されていない。
マフラーおもて面は濃い緑で彩色されているが
裏面はマスク同様、塗られていない。
下半身 裏面
裏面で唯一、かろうじて彩色されているのが、
ブーツのレッド。
無版権 パチソフビなので、
ポピー等の刻印は無い。
両腕が可動する。
そして、腰も可動する。


Xライダーのベルト 左側
やはりマスク同様前半分しか塗られていない。
Xライダーのベルト 右側


最後に、Xライダーのベルトについて。

前回投稿しました、
Xライダーのスタンダードサイズソフビの回で、

Xライダーのソフビの、
ベルトの左右に設置されている
『レッドアイザー』と『パーフェクター』
の位置が左右逆に造形されていた事に対して、

何故、間違えてしまったのか!

と書きましたところ、解答を直ぐに
コメント欄に頂きました!

【Takayuki Nakakura 】様
ありがとうございました。

コメントによりますと、

【クランクイン前の撮影会(NGデザイン)の中に
レッドアイザー・パーフェクターが左右逆になってるものがありました】

とあり、調べてみますと!

確かに、第2回撮影会のシルバースーツの際の
写真を見ると、本来Xライダーの左腰にあるはずの『レッドアイザー』が、右にある写真を発見。

あくまでも憶測ですが、この資料を見てソフビ
職人の方々がXライダーのパチソフビを製作されたのでは無いかと考えられます。

NGスーツと本来のスーツのデザインが
入り混じった『仮面ライダーX』のソフビは、
正規品、パチソフビ共にマニア心を掻き立てますね。

参考までに、

2023年7月の、
まんだらけZENBU116号オークションで、

今回と同じソフビが出品されていました。

本体、並品で、3000円スタート。

落札価格は、4500円でした。


次回もソフビについて語ります!

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