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イジリー岡田の【ソフビひとり語り】仮面ライダーV3! パチソフビ!Part2


前回からご紹介しています、パチソフビ。

今回も、『仮面ライダーV3』のパチソフビを
ご紹介します。

前回の記事でV3のパチソフビの現在のお値段を参考までにお伝えしました。

今回ご紹介するV3のパチソフビの相場もご紹介しようと思います。

そして、自分なりの新たな発見もご紹介します!

仮面ライダーV3
ヘッダー付き、袋入りパチソフビ。
1970年代、約250mm


前回ご紹介したV3のパチソフビより
横幅ががっしりしていて高さも10mm程大きい。

パチソフビとは思えない程の
バランスの取れたマスク正面。
前回、胸の中央部のレッドボーンの数が
違うソフビも存在すると書きましたが
それがこれ。
劇中のレッドボーンの数は『8』だが
このパチソフビは『7』
胴が短い造形の為8本は入りきらなかったのか。
横幅のある胴体だからこそ、
がっしりとした存在感のある
ダブルタイフーンが際立つ!
ベルトは別パーツでは無く、一体型。
ダブルタイフーン接写。
物凄く素晴らしい造形だが、
中央部の『V』のカラーが銀色になっている。
劇中の『V』のカラーは、『緑』だ。
ダブルタイフーン左腰にある『V3ホッパー』
このパチソフビが、胴が短く
ウエストがキュッと締まっている為
V3ホッパーがウエストにくい込んでいる。
1枚目の全体写真のほうが分かりやすいが、
足が長い!
ブーツは別パーツでは無く、一体型。


全身 左側面
写真の角度にもよりますが、
″胸筋"が凄い‼︎
全身 右側面
マスク 左側面
マスク 右側面
右手
左手
ヘッダー付きパチソフビ 全身後ろ姿
マスク 後頭部


このパチソフビは『面取れソフビ』では無いが
マスク中央部に面取れソフビのような切れ目の
名残がある。

想像ですが、当時の工場ではどちらも対応出来るように製造していたのだろうか!知りたい!


以前ご紹介した、
ミドルサイズの本物のV3のソフビは、
背中に白いマフラーの塗装がキチンと
描かれているが、前回紹介したパチ同様
このパチソフビにもマフラーの塗装は無い。
両足 後ろ姿
版権を取得していないので、
足裏に何の刻印も無し!


パチソフビの楽しみのひとつに、

『ヘッダー』がある。

同じ中身でも『ヘッダー』が違う商品も存在します。

このヘッダーはV3に全く関係ないイラストだ。
その名も『チビッコトイス』
パチらしさが出てる最高のヘッダーだ!


ちなみに、このパチソフビには他に
『透明怪獣シリーズ』というヘッダーもある。

キャラクターは、ピエロさんとアヒルさん。
そして、
赤ちゃんとワンちゃんとお猿さん。
ヘッダーだけを見ても
パチソフビを集める価値はある。


【新たな発見】

今回のパチソフビの立ち姿を見て最初から
何か違和感があった。

何だろう?と、分からぬままnote掲載の為に
ソフビのパーツひとつひとつを撮影している時に気付いた!

そうだ!これだ!このパーツだ!

それは、

この手!この造形!


ソフビマニアの方ならピンと来たのでは
ないでしょうか?

この外側に開いた造形、そしてこの角度!

そうです!

旧バンダイの、
仮面ライダースタンダードサイズによく見られる『手』の造形です。

今回は、参考資料として
V3と蜂女の手を良くご覧下さい!


右腕。
色が違うだけで、ほぼ同じ。



左腕。
手の角度もほぼ同じ。
手袋も同型。
左手も同じ様に見える。


資料を見る限り、このパチV3は、
正規品のV3のスタンダードサイズソフビの手とは、全く違う指先である。

憶測だが、
正規品のV3と少しでも違うパチソフビを
製作するに辺り、当時の工場の方が、

『だったら、もう販売しなくなった
ライダーソフビの腕の金型を使っちゃおうよ!
正規品とは違うソフビが出来るからさ!』

『確かに!』『いいね!』『そうしましょう!』

まっ、例えばの話ですけど…。

しかし、
この憶測が間違って無ければ、
V3パチソフビの種類の幅を広げ、
今日迄ソフビマニアが色々な説を語れるのは、
工場の方の決断があったからなのではないでしょうか。

夢がありますね。


最後に、今回のパチソフビの相場ですが、
【まんだらけZENBU116号】オークションで、

30000円スタートで、

落札価格は、36000円でした。

2023年7月の情報ですので、半年前の価格です。

2024年の価格はどうなるのでしょうか。

楽しみです!

次回も、ソフビについて語ります!

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