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イジリー岡田の【ソフビひとり語り】仮面ライダーV3! パチソフビ!Part3


今回も、
仮面ライダーV3の【パチソフビ】のご紹介です。

仮面ライダー1号、2号からの人気の勢いを
受け継ぎ大人気シリーズとなった『V3』。

なので、
パチソフビも沢山の種類が販売されました。

これだけは、
何度も言いますが『パチソフビ』は違反です!

今回ご紹介するパチソフビは、
昭和48年の放映時では無い商品だそうです。

またラストに現在の相場価格をご紹介します。


では、ソフビをご覧下さい!


仮面ライダーV3
ヘッダー付き、袋入りパチソフビ
約270mm


えー⁈   これ正規品でしょ?本物でしょ!

と言いたくなる程の仕上がりですが、

歴とした『パチソフビ』なんです!

まんだらけZENBU 116号によりますと、

このV3のパチソフビは、
『マスク』と『ベルト』は軟質ソフビ
なんですが、それ以外は硬質ソフビです。

なので、袋の上から触った感触は、
ソフビ特有の触り心地よりかなり硬い素材です。

では、唯一の軟質ソフビのマスクをご覧下さい。

袋入りの為、マスクがキレイだ!
マスクのカラーの赤、白、
特に『Cアイ』の緑が色鮮やかだ。

そして、硬質素材のボディがこちら。

写真からも、硬そうなのが分かりますか?
劇中のレッドボーンの数は『8』だが
このパチソフビは『7』


ん? あれ? もしかして?

このソフビの造形は、前回のパチソフビと
同型ではないだろうか!

ちなみに前回のパチソフビのボディが、

あっ、ちょっと違いましたね。
前回のソフビの方が胸筋が隆起してました。


話を今回のパチソフビに戻します。

ダブルタイフーンは、ソフビ製の別パーツ!
前回、前々回と紹介した
パチソフビの『V』の部分は、
赤と、シルバーだったが、
やっと正解の『緑』だ!


両足 正面



そして、
今回のパチソフビが今までご紹介したソフビと
違うのが『面取れソフビ』だという事です!

素顔をご覧下さい。

素顔の正面。
凛々しい。
素顔を左斜めから。
右斜めからの素顔。
正義感溢れる表情だ。


やはり、マスク脱着が出来るソフビの魅力は、
写真で見ても魅力があります。

昨今の、面取れソフビの理由の人気が分かりますね。

全身 左側面
素顔 左側面
今までご紹介したパチソフビには無かった
マフラーだ!布製である。
やっぱり、マフラー有りはカッコいい!
マフラーの結び目も魅力のひとつ。
左手
手首の部分の、シワがリアル。
ダブルタイフーン左腰にある『V3ホッパー』
前回ご紹介したV3は
ウエストがキュッと締まっている為
V3ホッパーがウエストにくい込んでいたが
このV3のベルトは別パーツの為
身体から離れて見た目も良い。
左足 側面
ブーツは別パーツだ。


袋入りパチソフビの後ろ姿。
正規品には裏に台紙があるがパチには無い為、
後ろ姿が丸見えだ。


素顔 後頭部
以前にもお伝えしましたが、
私は個人的にV3の襟がカッコ良くて好きだ。
V3の襟は、キチンと立ってこそなのですが、
うーん、あと少し、惜しいなあ。



今まで紹介したパチソフビの背中は
一切塗装されていなかった。
しかし!センターの白いラインと
その白ラインから左右に伸びている
4本のレッドラインが忠実に塗装されていて
嬉しい!
両足 後ろ姿


V3マスク 右側面
V3のマスク 右側面


そして!

V3のマスク、裏側。
面取れソフビの為マスク中央に切れ目がある。


あれ? ん? こ、こ、これは!

前回のパチソフビを紹介した際にこう書いた。


〜このパチソフビは『面取れソフビ』では無いが
マスク中央部に面取れソフビのような切れ目の
名残がある。

想像ですが、当時の工場ではどちらも対応出来るように製造していたのだろうか!知りたい!〜

前回のパチソフビのマスクの裏側がこちら!

前回ご紹介したパチソフビの裏側。
切れ目があるが切れていない。


後ろから見ると、超触覚アンテナの角度が違うが
他はまるで同じように見える。

前回の記事に、どちらでも対応出来るように
製造していたのだろうか?と書きましたが、
満更ハズレてはいないような気がする。


さて冒頭に書きましたが、今回のパチソフビは、
え?これがパチ?正規品じゃないの?と思う
パッケージですよね。

実際、私が数年前に渋谷のまんだらけさんで
このパチソフビを売っているのを見た事があるのですが、その時からずっと正規品だと思っていました。

初めてパチソフビだと知ったのは、
昨年のまんだらけZENBU116号大オークション大会に、このパチソフビが出品されているのを
見た時です。

本当に勉強不足でした。

パチソフビだと思った理由は、
『ヘッダー』にやられました。

ご覧下さい!このヘッダーです!
信じてしまう材料が沢山あり過ぎます。



まずは、ヘッダーの左側に注目。


東映のシール、ポピーマーク、
©️石森プロ、毎日放送
四角い枠の『4980』
(4980円という意味だと思います)


左側だけでも、
これだけ本物と思わせる証拠がヘッダーにある。

このパチは、4980円で売られたのだろうか。

ちなみに、
1973年発売のV3のスタンダードソフビは、
500円でした。

そして右側には、

限定完全復刻生産、STマーク、
MADE IN JAPAN
そして、信用してしまう【No.0023】


右側には、

マニアが1番食い付いてしまう、
『限定完全復刻生産』の魅力ある言葉。

あきらかに、23番目のソフビですと思わせる【No.0023】の印字。

この印字がある事によって、
1番から何番まであるのだろうかとマニア心を
くすぐって来る。

購買欲を更に高める【赤文字】である所も
注目すべき点だ。

そして更に、このソフビが正規品と信頼してしまうのがこちら!


左ブーツの足裏に、『23』のシール!
これはもう『限定生産』だと思ってしまっても
仕方がない!
両足裏に、
©️石森プロ、東映、ポピー、JAPAN
と手書きでかかれている。


ヘッダーの印字、足裏の刻印、23のシールと、

いやいや、ソフビマニア心を揺さぶる徹底ぶりに頭が下がります。

最後に、今回のパチソフビの相場ですが、

まんだらけZENBU 116号大オークションで、

20000円スタート。

落札価格は、【57000円】でした。

2023年7月の情報ですので、半年前の価格です。

パチソフビの『面取れ』は人気上昇ですので、
この先、どうなっていくか注目です。

次回も、ソフビについて語ります!

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