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世界一周中の英語教師が教える 海外旅行を安く、充実したものにする方法(1)

こんにちは。世界を旅する英語教師、飯塚直輝です。僕が世界を回り始めて約1年となります。今回は僕が世界一周を、どのようにに安く、充実したものにしてきたかお伝えします。海外旅行に行きたいけれど、円安で躊躇してしまう人、お金がない学生さん、そして何よりも地元にどっぷり浸かって旅をしたい人におすすめの記事です。

僕の旅の特徴としては、その国の人たちと共に同じ時間を過ごし、共に同じものを食べ、同じような場所で寝泊まりすることです。僕の場合は、英語教師として

①世界の学校や孤児院を訪問して、英語や日本語の授業を行い
②その学校の子どもや先生たちと同じものを食べ
③その学校や孤児院の施設で寝る

という生活をしています。なので、基本的には、学校や孤児院までの交通費を除き、ほぼお金をかけることなく旅をしているのです。もちろん、たまに外食をしたり、観光して、お金を使うことはありますが、かなりの節約旅をしています。

こう話すと、「世界中にコネがあってすごいね」と言われるのですが、そんなことはないんです。もちろん知り合いを訪れたこともありましたが、今まで訪問した国のすべての国に知り合いはいたわけではありませんでした。ではどうやって学校や孤児院を見つけているのでしょうか。

働く代わりに宿と食事が無料になる Workaway

このプラットフォームは世界のバックパッカー間ではかなり有名です。簡単に言うと、無料で働いてくれる旅人を募集するサイトです。無料で働く代わりに、旅人は宿泊場所と食事を無償(時には少額)で提供してもらえます。年会費は年50ドルほどなので、宿代と食事代1日分で1年中交通費のみで旅ができます。

※上のURLは僕からの紹介リンクです

このサイトで募集する仕事内容は、僕が見つけるような学校や孤児院での仕事もありますが、多くが家の仕事を手伝って欲しいとか、子供の面倒を見てほしい、家の改修を手伝って欲しい、犬の散歩をしてほしい、みたいなものです。季節労働のオリーブ摘みや家で留守番するだけみたいな魅力的(?)な仕事もあります。資格や技術がなくても問題ないですし、逆に自分の強みを生かした仕事も可能です。

これを知ったときに僕はガッツポーズしました。ただ旅をするのでは途中で飽きてしまいそうだけれど、学校や孤児院で子どもたちに教えながら旅をできたら楽しそうだし、旅の費用も抑えられる。実際働いてみると、地元の子どもたちや先生たちと多くの時間を過ごせました。放課後は生徒に誘われて観光に行ったり、休日は先生の車で遠出して、ランチやディナーに行ったこともありました。最後は、涙を流して悲しんでくれた子たちもいました。普通の観光旅じゃ絶対できないような旅を味わいたい人はおすすめです。

レビューや条件などをよく読み、必要であれば今までのWorkaway経由で働いたことがある人にメッセージを送って仕事内容を尋ねてみてもいいかもしれません。気に入ったホストを見つけたら、お気に入りに登録して、比較しながら、最終的に「ここだ!」と決めたホストに、なぜあなたが働きたいか、どのくらい働けるかなどの詳細を含めた熱いメッセージを送ってみるといいと思います。

インドの学校で小学生たちと一緒に
ネパールではWorkawayのホストの方と5000メートルの山へトレッキングに行くことに
パキスタンでは寄宿学校を訪問。放課後には生徒たちとプールで水球で遊ぶ

次の記事では、仕事をしたくないけれど、地元の人と触れ合いたい人におすすめの方法を紹介します!

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