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高校生哲学対話教室

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高校生向けの哲学対話教室の様子を記事にしています
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他人なんて、セミだと思えばいい。そうしたら楽になれる。

他人なんて、セミだと思えばいい。そうしたら楽になれる。

このタイトル。実際に「大人と子どもの哲学対話」である高校生から出た言葉です。この言葉が衝撃的すぎて、最後にみんなで振り返りをした時に、参加した子たちが印象に残った言葉として挙げていました。

母の日に考える「母親の存在」

前回の哲学対話の授業日は、母の日ということで、「あなたにとって母親はどんな存在ですか?」というテーマで話を始めました。一人一人に話を振ると、それぞれが自分の母親との関係や最近の

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「親友が人を殺したら、許せるか」高校生と考えてみた

「親友が人を殺したら、許せるか」高校生と考えてみた

2017年、当時の秘書に対して攻撃的な言葉を投げかけたことが週刊誌で報道され、話題になった元衆議院議員の豊田真由子さん。騒動後は入院を経て、現在は厚労省時代の知識を生かしワイドショーや討論番組で新型コロナウイルスの情報を発信する忙しい日々を過ごされています。騒動当時の思いや学んだことなどを高校生に話してほしいと思い、7月に高校いもいもに来て、子どもたちと議論をしていただきました。

緊張から始まっ

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高校生にとって「プロフェッショナルとは?」

高校生にとって「プロフェッショナルとは?」

NHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀〜」で長年カメラマンを務める板倉達也さんにお越しいただき、高校いもいもで授業をやってもらいました。板倉さんはこの日のために、音声さんも連れてきてくれ、800万円のカメラ、200万の三脚、ガンマイク、照明まで教室に持ってきてくれました。「ホンモノ」に触れた子どもたちは何を感じ、何を思い、何を表現するのでしょうか。

かなりの変わり者板倉さんと相談し、子どもたちが

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