NPOにあうチャットツールって?
おはようございます、いつきです。
7月30日19:30~久々にクローズでNPO業務ハック勉強会を開催します。
テーマはNPOにあったチャットツールについて考えていこうと思います。
今日はその頭出しです。
※勉強会の様子などは引き続き記事にあげていきます。
NPOがツール選定する上で重要なこと
NPO法人がSaaSツールを選定する際にまず意識するのは、「NPO向けのプランがあるか」だと思っています。
どうしても収益性が低くなりやすいのであまり費用をかけることができません。
チャットツールに求める要件
正直法人によって異なると思いますが、今回は以下の2つを要件とします。
メール・電話をやめ、スピーディーなコミュニケーションを実現したい
システム管理者が管理可能(アカウント発行や停止、ログの閲覧など)
→個人向けのチャットツールは除外(LINEやFacebook Messengerなど)
私がよく聞くチャットツールのNPOプラン
さて、それでは、私がよく耳にする法人向けチャットツールを対象にNPOプランを比較してみました。※タスク管理機能や、ドキュメント管理機能にチャットツールがついているものなどは省いています。
少し前までSlackは50名までだったり、割引率もここまで高くなかったのですが、だいぶ変わりました。
個人的には、Slackより安かったLINE WORKSのLITEプラン推し(当時月額300円)だったのですが、この割引率の変更で価格優位性がSlackに傾いたのは大きい気がします。LINE WORKS側の値上げもありましたね…
▼Google Workspace
Google Workspace for Nonprofits エディションをアップグレードする - Google Workspace 管理者 ヘルプ
※Google Workspace for Nonprofitsは無償
▼Microsoft 365
Microsoft 365 非営利団体向けプランを比較 | Microsoft 365
▼Slack
Slack の NPO 支援プログラムの割引に申し込む | Slack
どれを選択するか
まず、どんなNPOでもメールや、カレンダーや、ファイルサーバーなどのグループウェアは契約すると思います。
その際NPOプランのあるGoogle Workspace か、Microsoft 365が選択されるのではないでしょうか。
そのため、グループウェアについてくるツールを利用するのがおススメです。
Google WorkspaceならGoogle チャット、Microsoft 365ならTeams
しかしながら、他のSaaSとの連携や、オンボーディングコスト、外部との連携を考えたときに、SlackやLINE WORKSという選択肢が出てきます。
特にLINE WORKSに関してはSTANDARDプランではNPO割引がないとはいえ、外部の方が利用するLINEと複数人(LINE WORKS):複数人(LINE)のコミュニケーションが取れるのは大変魅力的な機能です。
最後に
ということで、簡単ではありましたが、チャットツールの選定をNPOの情シス目線で書いてみました。
チャットツールって組織文化だったり、好みが結構分かれると思うので「これを入れておけば大丈夫!」という解はないと思っています。
この記事が少しでも参考になり、その上でみなさんが良い製品を見つけることができることを祈っています!
それではまた次回!
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