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雨バイク通勤

スーパーカブ50での通勤も3週間ほど経過しました。

でも、雨の日のバイク通勤はしんどいので、雨予報の場合はクルマで通勤していたんです。カブの燃費の良さは素晴らしいので、できるだけクルマは使いたくないんですけどね。

しかし今日は迂闊にも天気予報チェックを怠り、カブで会社に行って、帰るタイミングでは雨が降っていました。もちろん雨具は積んでいるのですが、実は通勤距離が片道30キロあるんですよ。この距離の雨バイクは初めてです。

たいした雨量でもなかったこともありますが、近年の優秀なカッパのおかげでけっこう快適でした。雨といっしょに寒さもかなり防いでくれるので、雨の日じゃなくても防寒着としてじゅうぶん使えそうなくらいです。

しかしヘルメットを買ったときにシールドに吹き付けておいた撥水スプレー(「GP1スプレー式 ガラス・樹脂 撥水コーティング剤」という製品)はあまり効果があったようには思えません。街灯や対向車のヘッドライトで明るいところだとかなり見づらくて困りました。

しかもシールドを完全に下ろすとヘルメット内の湿度が超上がって、シールド&メガネまで曇って、ほぼ死へのツーリング状態。シールドを2~3センチ開けておいて曇りを防ぐか、いっそシールド越しに前を見るのを諦めてガバっと半分くらい開けてしまうくらいが前を見やすかったです。半分程度シールドを開けても顔はほとんど濡れませんしね。これも経験ですねえ。

優秀なカッパのおかげで前が見づらいこと以外は思いのほか快適で、雨バイク30キロは想像していたよりも順調に乗り切れました。が、疲労感は相当なもので、普段の3倍疲れました。それに気づいたのはカブを降りて家の中に入ってからです。カッパを部屋干ししたりする作業をしている最中に尋常じゃない疲労感が襲ってきました。雨の30キロは超厳しかったということですね。

50CCのカブで往復60キロという時点でけっこう過酷かもしれないんですが、(前さえ降っていなければ)個人的にはクルマよりも操縦が楽しい分、多少の疲れはあってもカブでの通勤の方が好きです。

クラッチ操作のないカブと言えども、シフトチェンジが案外奥深くて、今のところ、そこに楽しさを見出しています。

クラッチ操作はなくとも、シフトペダルを踏み込んでいる間はクラッチが切れている状態で、ペダルを戻すと自動で繋がるという仕組みなんですが、半クラ的なことはセミオートマのカブでもできるんです。エンジン回転を合わせるという作業も含めて、毎日少しずつ上達を感じられて面白いんです。

ですから、休みの日でもカブにまたがらない日はないくらいです。元々通勤用に買ったカブなんですが、思ったより楽しくてハマっちゃってるんです。

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