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システムヘルメットのメリット

OGK KABUTOのRYUKIというシステムヘルメットを買って1週間ほど経過しました。その間毎日かぶってみて感じているメリットを列挙してみます。

システムヘルメットというのは、フルフェイスヘルメットの格好をしているんだけど、アゴのところからガバっと開くのでジェットヘルメット風にも使えるという代物です。

フルフェイスの顔全体が守られている安心感、冬場の暖かさといったメリットと、前を開ければ顔を露出できる快適さを兼ね備えたヘルメットです。

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メリット1:顔がかゆくても大丈夫

アホっぽい感じですが、実はこれが実に大きいです。このためだけに大枚はたく価値があると言っても過言ではありません。普通のフルフェイスの場合、顔がかゆくなった場合でもポリポリとかける範囲は思った以上に狭くて悶絶しがちです。

システムヘルメットならば、ジェットと同様に顔全体が露出しますから、どこがかゆくなろうと無敵です。アゴだろうがデコだろうが鼻の横だろうが、かゆみドンと来いです。

メリット2:ドリンクが飲める

普通のフルフェイスだと、ちょっとした信号待ちの時間にドリンクを飲むなんていうのも大変です。ヘルメットを無理やり上にずらして、首を思い切り上へ向ければ少しは飲めますが、ペットボトルの中身が少なくなるともう入ってきません。それに対してシステムヘルメットなら飲み放題です。

メリット3:コンビニに入れる

フルフェイスをかぶったままのコンビニ入店は禁止事項であることはご存知でしょう。しかも私の場合メガネをかけていますから、ヘルメットを脱ぐということは、メガネを取る&脱ぐという2アクション必要なんです。ということは再びかぶる時も同じく2アクション。

フルフェイスでありながら一瞬でフルフェイスじゃなくなるシステムヘルメットならその点簡単です。ヘルメットかぶったままのコンビニ入店はそもそもあんまりカッコいいものじゃありませんが、ドリンク1本だけ買うためにメガネ取ってヘルメット脱いでというのもけっこう大変なんです。

メリット3:顔を露出するとさわやかスッキリ

お天気がよくて暖かい日などは、顔を出してスカっとした気分で走りたい場合もあります。ガバっと開けて顔を出すのと、シールドだけを開けるのでは雲泥の差があります。

メリット4:メガネが使いやすい

目が悪い私としてもこれも重要です。かける時は普通のフルフェイスと同じですが、信号待ちの合間にちょっとメガネの位置を直したいなんていう場合も、顔をガバっと開けた方が断然やりやすいです。

どの項目を見てもたいしたことじゃないように思う人もいるかもしれませんが、普通のフルフェイスをかぶっていた時と比べると、小さなことばかりでも全部いっぺんに問題解決なわけですから、ものすごくメリットを実感しますよ。

さて、ここから先はRYUKIの特性という話になりますが、他にも色々良いところがありますよ。OGK KABUTOの回し者じゃありませんが、回し者と思われようが良いものは良いと声を大にして言いたい!

まず、これは購入したライコランドの店員さんもさかんにアピールされていたことですが、RYUKIはシステムヘルメットとしては比較的安いにもかかわらず、かなりの軽量化に成功しています。だいたい1.7キロほどで、普通のフルフェイスよりは若干重いですが、そこまで違和感はありません。

少し調べてみたら、一般的なシステムヘルメットと比べると150~200グラムほど軽量化されているようです。

そして案外よく使う機能が、インナーサンシェードです。左耳あたりのレバーを引くとシールドの内側にピョコンとサングラスが出てくるというものです。私の場合、朝の出勤時は西から東へと進みますから、まぶしい場面が多いんです。そういう場合、ワンタッチでカチャンとサンシェードが出せますから非常に快適ですし安全です。

細かいところではアゴひものラチェットベルト、これも思いのほか便利で使いやすいです。はめる時はギアのついたヘラ状のパーツを受けに差し込むだけで、外す時はメス側の短いベルトを引っ張るだけです。普通のカチャっとはめるタイプよりもかなりスムースにつけ外しができます。

スピーカーのとりつけは、KABUTOに限らず大抵のシステムヘルメットにおいて取り付け用のスペースやスリットが設けられているようですし、他のヘルメットに関しては細かいことはわかりませんが、KABUTOへのスピーカーとりつけは非常に簡単で、しかもかぶっていて全くじゃまにもなりませんし、右と左をつなぐ線に負担がかかることも全くありません。

と、こんな具合にたくさんのメリットがあります。ARAIやSHOEIといったブランドのものよりはかなり安いとは言え、ちょっと思い切りの必要な価格でしたが、心底買って良かったです。もうシステムヘルメットは手放せません。普通のフルフェイスには戻れません。

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