−青緑− 「a」と言う人、「β」と言う人
社会人になって約7ヶ月が過ぎた。
社会では、いろんな人がいろんなことを言っている。
ある人が「a」と言っていて、ああそうなんだ、と思っていると、
別の人は「β」と言っている。
そして、aの人はaが、βの人はβが正しいと思っている。
それに、いろんな人がいろんな人のことを嫌っている。
誰かのいないところで、誰かへの反感や悪口が語られている。
人のため、とか、他人と分かち合う、とか。
この社会では、はじめから無理なことなのかもしれない。
そして、そのことに人々は気づいていて、そもそもそれを目指していないのかもしれない。
でも、ぼくはまだ気づいていない。
薄々あれ?と思い始めたのかもしれないけど、まだそれが真実であると信じていない。
「a」の気持ちも、「β」の気持ちも知りたくて、
違っていることで誰かが傷つくのは見たくなくて。
そうやっていると、毎度結局自分が疲れて、傷ついてしまう。
「人間失格」でしょうか。
失格してもなお、「人間」や「社会」に、心のどこかで期待し続けているのかもしれません。
【青緑】あおみどり
緑と青の中間色。
この色を「青」と言う人、「緑」と言う人、両方いていいと思います。
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