−月白− あ、もうちょっと生きようかな、って思いました
さっき(真夜中)、家の外に出てみたら、積もった雪がまだ残っていて、雲のない空に月が煌々と光っていて、
それを見て、知らず知らずのうちに、「あ、もうちょっと生きようかな」って思っていました。
久しぶりだな、生きようかなって思ったの。
(ぼくが見たのは霜ではなくて雪だったけど、)李白が見たのと同じ月を、ぼくも見てるんだなぁ。
生きていたくない理由も消えたい理由もたくさんあるけど、
でも、生きる理由や動機って、雪景色や綺麗な月を見るみたいな、ささいなことでいいのかもしれません。