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一人のおじさんとして子どもたちと関わってきた話

2泊3日の野外活動ボランティアに参加してきました。

もうね、ヘトヘトなんですがそれ以上に充実した3日間でした。

そもそもなぜ参加したのかというと、
「学校の先生」という肩書きなしで子どもたちと関わる機会を持ってみたいなあとずっと思っていたんです。

やっぱり「学校の先生」って子どもたちの中で特別な存在だと思うんですよね。デフォルトで加点されているというか。#うまい比喩思い浮かばない

学校の先生(特に担任)のことは大体好意をもって見てくれるし、言ったことは信じてくれるし、指示も聞いてくれるじゃないですか。
でも、先生-児童という関係性ではない状況で関わったときに、それらは果たして通用するのかなって。
僕は子どもたちと関係を築けるのだろうか、話を聞いてもらえるのだろうか、と気になったのです。
自分の人間性を試したかった、そう言い換えてもいいかもしれません。

ちょうど、この夏休みに野外活動を企画されている知り合いの方がいらっしゃって、そこにボランティアとして参加させていただくことになりました。

関わった子どもたちは約20人。もちろん全員初対面でした。
さて、どうなったのか。

結果、子どもたちとの関係はまずまず築けたかなあと思います。
私にいたずらを仕掛けてくる子や「一緒に〇〇しよう」と誘ってくれた子が複数いたり、帰り際に「またどこかで会える?」と言ってくれた子もいました。
それは、少なからずこの3日間での私のかかわり方が子どもたちに「この人とは関係を築いてもいいな」というプラスの印象を与えたからではないかと思います。
しかし一方で、関係性が築けなかった子もいました。思い返してみると、その子たちには私が積極的に自己開示して関われていなかったなあと思いました。これもまた勉強になりました。


この3日間で、普段見ることのない「学校外の子どもたち」を見れたことも大きな収穫でした。
確実に子ども観が改まりました。
本当にいい経験をさせてもらいました。
私の主戦場は学校なので、この経験を夏休み明けの子どもたちとのかかわり方にいかしていきます。

p.s.
そうそう、すきま時間を埋める術をもっているのは大きな強みになるなあと思いました。
私は全然なくて困りました。笑
子どもたちと数人でも楽しめるミニゲームとか小ネタとか、その場ですぐにできるもののストックを増やしていくことは私の夏休みの宿題です。


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