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サイゼリヤ、感動の効率オペレーション

効率廚 たはらさとみです。

みなさん、サイゼリヤ、好きですか?
私はパフェのおいしさから、ファミレスと言えばデニーズ推しだったのですが…

\ 今!空前の!サイゼリヤブーム!到来!! /


なぜなら、サイゼリヤに行くとワクワクするから!
そのワクワクの正体は、なんといっても効率廚な私の血が騒ぐオペレーションの数々…

まだまだサイゼリヤファンになりたてですが、今日はそんな私でも気づいた素晴らしい効率の取り組みをご紹介します。



1.独自のオーダー方法

これはいわずもがな…ですね。
有名な紙への記入方式。

口頭のみよりも相互確認がしやすいので、オーダーミスが少ないことでしょう。
客がしっかりオーダーを決めてから注文することになるため、「あ、やっぱり・・」みたいになって時間ロスすることを防げる点でも効率的です。


2.タッチパネルではなく紙

最近、タッチパネルも多いですよね。

でも、これって本当に効率的なのかしら?と疑問に思うんです。
だって、お店側からしたら充電の管理や、汚れた端末自体を拭いたり、壊れたらメンテナンスも必要。導入にだってお金がかかるでしょう。

その点、紙なら充電不要で、無くなっていればすぐにわかるので補充も簡単。あんな簡素な紙なら費用もあまりかからなそうです。

あとは、タッチパネルにすることで、情報量が多くなってしまい、かえって目当ての品の注文まで手数がかかる…なんてこともありますよね。
季節のなんちゃらフェアはどうでもいいから、いつものやつを注文させてくれ!なんていうこともありますので…

その点、この方式であればメニューブックと注文媒体をわけることですぐに注文できて、客側としてもHAPPYです。

3.紙ではなく…

そして…最近、サイゼリヤを推すきっかけになったのがこちら。

席にQRコード!


そう、紙ではなくQRコードです。
QRコードを読み込むと注文画面に飛び、(相変わらず紙のままの)メニューブックの番号を入力し送信するのです。
QRコードでの注文も最近増えてきていますが、これにもサイゼリヤならではの効率的なところが満載でした!


【効率ポイント1】
注文に店員さんが不要のため、呼ぶ→待つ…がない!(これは普通のタブレットでも同じですね。)


【効率ポイント2】
注文が従前のアルファベット2文字+数字ではなく、数字のみになり、時短に。(アルファベットは前菜とかメインとかを表していたようなので、オーダー時の相互確認のためには必要だったんでしょう。)


【効率ポイント3】
あえて紙のメニューブックを残すことで、注文の仕組みは数字のやりとりのみ。画面がシンプルで悩まず済む!(季節のメニューとかでシーズン毎にデザイナーに発注するといった手間やコストも無いでしょう!)


【効率ポイント4】
注文するとQRの札が「食事中」に!
一人で行ったときにお手洗いなどで席を外すとき、「帰ったと思われないかな…」とか気になりませんか?(「まだ居ます!」アピールでストールを席においていったり…)でも「食事中」となっているので安心。ちなみに会計ボタンを押すとまた表示が変わるので、店員さんがお皿を下げたりしやすくなると思われます。


【効率ポイント5】
タブレットより簡素なので、(おそらく)費用があまりかからないし、管理が簡単。


【効率ポイント6】
デザートメニューは「今すぐ提供」と「あとで提供」で番号を分けて確認の手間を軽減。

【効率ポイント7】
お会計QRもここからアクセス表示できるのでセルフ会計可能!

こちらはまだごく一部の店舗で試験的に試されている状態のようですが、これはぜひ全国に広まってほしい~!

タブレットとかに比較すると一見チャチに見えますが、それゆえにシンプルなつくりになっています。
そのおかげで導入費用も(おそらく)抑えられているでしょうし、始めるのも、やめるのも簡単です。
仕組みを変えるのって、やってみてダメってこともあるので、段階的に導入できることとかって大きなメリット。

4.カトラリーケース

そんなこんなでサイゼリヤの効率重視に魅了されていた私ですが、見渡してみると他にも効率的なところがたくさん!

例えばこちらのカトラリーケース。

空間を縦に使う感じも効率的で痺れる!


他のファミレスですと、フォークやスプーンが一つのケースに収まっていることが多いですよね。

でも、サイゼの場合は段ごとに違うカトラリーが入っている。

これにより、客はガチャガチャやらなくても欲しいカトラリーが見つかるし、
店員さんはパッと見で不足しているカトラリーに気付いて補充することができるわけです。


5.トレーを使わない給仕の秘密

そしてもう一つ気づいたことが…サイゼリヤではトレーを使って給仕しないのです。

レストランサービスを学んだことがある人に聞いた話だと、訓練すればトレーよりもはるかに多くのお皿を運べるものなのだそう。
確かに、今日行ったサイゼリアでは、平皿4枚と鉄板3つ、コップ3つを同時に運んでいる店員さんがいました。すごい!
また、これについてインターネットで調べてみると、サイゼリヤのホームページには、スタッフの安全と負担軽減のために軽いお皿を使っているのだということが書かれていました。

…効率がスタッフの幸せにも繋がっているってこと…!?す、素敵~~~!

6.効率的な店内を見て…

Twitterなんかでは、「初デートでサイゼリヤに連れていく男はアリかナシか」なんて論争もあるようですが、私としては効率ポイントが隠されているテーマパークです。楽しい~!!!

店内を見て、こういった工夫に気付くと、「自分の仕事ももっと効率化できないかな…!?」と気持ちが熱くなってきて、仕事のモチベーションも上がるような気がします。

ファミリーレストランしかり、どんなサービスでも商品以外にもなにか価値や魅力があるものかもしれないなと思いました。

私もだれかの気持ちを熱くするような仕事をしていきたいです。


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