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宅配便の配達予定時刻にあまり当てにしない方が良い理由

宅配便の配達予定時刻をあまり当てにしない方が良いというお話です。

昨日は4月1日、年度初めであり、年間契約しているリース品の納品日。
しかし、この日は土曜日で、リース品の納品が可能かどうかは不明でした。3月30日、契約の相手方から "4月1日の午前中に宅配便でリース品を届けるように手配した "という報告がありました。午前中だけなら、休みの日に数時間働けば十分待てるはず。

4月1日、朝8時半から仕事を始めたが、昼になっても荷物は届きません。
午後2時に契約の相手方に連絡したところ、「宅配便のホームページによると、まだ輸送中です。追跡番号を持って宅配便会社に電話してください。"と言われました。
そこで、宅配便に電話したところ、職場の最寄りの営業所から折り返し電話がありました。"荷物はまだ弊社にあり、弊社の手違いにより配達されていません。17時以降に配達されます。申し訳ありません。
" 後日、ホームページを確認すると、どうやら前日に荷物が事務所に到着していたようです。
朝から午後2時まで待って、さらに3時間以上待たされるのはとても悔しい。しかし、個人的な取引ではないので、表立って文句を言うわけにもいかない。ただ、丁寧に「約束(配達日時)は午前中でした。できるだけ早く届けてください "と。結局、再度催促したところ、荷物が届いたのは17時半頃。2~3時間の予定が9時間になってしまった。仕事の疲れもあり、家に帰るとめまいがするほどでした。

私の気持ちはさておき、予定した配達日時に荷物が届かなかった場合、宅配便は責任を取ることができるのでしょうか。つまり、「約束(配達日時)は午前中です」と言えばよかったのでしょうか。なるべく早く届けてください "ということでしょうか。納品予定が、あくまで予定、見積もり時間であって、約款にあるような約束ではないのであれば、そのようなことを言うのは禁物です。某宅配便の利用規約によると、"当社の故意または重大な過失による遅延によって生じた損害はすべて賠償します。"とあります。つまり、故意または重大な過失がある場合に責任を負うということです。軽微な過失がどのように扱われるかについては記述がありませんが、そのような場合も責任を問われる可能性があります。というわけで、"遅延による緊急配送の依頼 "をすることは許容されるようです。

しかし、宅配便ドライバーの過酷な労働環境は、ニュースでもよく報道されています。しかも、この日は4月1日ということもあり、宅配便ドライバーは非常に忙しい。ですから、彼らの状況も考慮することが大切です。

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