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子どもの大学入学式に参加した

昨日(R5.42)、子どもの大学の入学式に出席した。
式は無駄のない洗練された素晴らしいものだった。
式では当然、学長の話がある。
心に刺さった言葉は、
「学生時代に平家物語の原文を鞄に忍ばせ、空き時間に繰り返し読んだ。このことが将来の学力向上につながった。皆さんも、鞄に1冊本を忍ばせてほしい。」

確かに、本とともに暮らす生活は魅力的だ。
仕事で頭の中がいっぱいであるときも、人間関係に悩んで心に余裕がないときも、いつも読みかけの本がある。

素晴らしい生き方だ。
学長は「空き時間で知識を蓄積できますよ」というメッセージを送ったのだろう。
しかしそれだけではない。
知識が定着するのは本であると思うし、
思考力が磨かれるのも、想像力を育てるのも本であるとも思う。
現実から離れた自分だけの世界をもっている状況は、心を豊かにするのだろう。

この学長が率いる大学はきっと素晴らしい大学だろう。
そう思えた入学式だった。


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