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エクスプレッシブライティング~苦しい経験から効果を知る

エクスプレッシブライティングという言葉をユーチューブではじめて聞きました。簡単に言うと、ストレスを感じていることを紙に書いて解消するということです。認知行動療法でもよく使われているようで、大変効果があるそうです。

効果を例えると「動作が重くなったパソコンから外部記録媒体へデータを移して、動作が軽くなる」ようなイメージです。

今回はストレス対処法として、エクスプレッシブライティングに興味を持ちましたので記事にまとめます。

1 エクスプレッシブライティングの効用

①ストレスの軽減

②気持ちの整理

③客観視

④耐性ができる

⑤感情のコントロール

2 書く時のルール

①本音を書く(一番大事)

②些細な感情も書く(些細なこともストレスであると気づく)

③時間を決める(だんだん時間を増やす 最後は20分まで)

④継続する(4日以上続ける)習慣化するのが良い

3 まとめ(効果を感じた最近の苦しい経験)

箇条書きで終わってしまったけど、これだけで情報は足りている。エクスプレッシブライティング(=書くこと)は、脳内整理がされて、頭の中のモヤモヤを吐き出すことができる。吐き出すことで、脳はストレスを吐き出したと認識するそうです。実際、書いていると自分の奥底にある心理が出てくることがある。ポイントは本音を書きだすこと。本音を書きださないと、ストレスの底にあるものが見えてこないし、吐き出したことにならない。恥ずかしいなら公開しないでいい。目的はストレスと向き合うことだから。

僕も、今夏の4か月間、人生最大のストレスと戦っていた。職場の悪化した人間関係が原因だった。結局、原因を除去してもらって、現在は元気を取り戻している。その4か月間は、苦しみをひたすら書いた。毎日書いた。ストレスはキャパを超えていたので、解消とまでは至らなかった。この間、何も書かずにため込んで我慢していたら、もしかしたら、死んでいたかもしれない。そこまで追い込まれいた。心療内科で薬を飲んでもダメ。ますます悪化した。薬を飲んで気分が悪くなって、人通りのある駅のベンチで寝込んでしまって、起き上がれないこともあった。そんな中、書くことだけが、自分の唯一の救いだったのかもしれない。今となっては、当時書いたことを読みたいとも思わない。消し去りたい時間だ。でもその時は確かに自分を救ってくれたと思う。今思えば、当時書いたことが、エクスプレッシブライティングだったんだろうと思う。効果のほどを感じた最近の経験。

経験から、エクスプレッシブライティングでもストレスが解消できない場合は、ストレスの原因そのものを取り除かないといけない。だから、もし自分の身にキャパを超える苦しみが襲ってきたら、仕事の場合は長期休暇をとっても良いのかなと最近思うようになった。

少し話がそれましたが、おしまいにします。

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