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『Nilda2』開発進捗<3月・4月>

今年はマメに開発進捗をお伝えしていきますなんて言いながら、気が付いたら音沙汰なしのままゴールディンウィークに突入しておりました。今年は夏の足音が聞こえるのが早そうですね、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

さて『Finding Hermit Nilda2』の開発進捗ですが、3月はダンジョンのデータを実装して、ゲームスタートから通しで地下3階クリアまで動作をつなげて確認するという作業をしていました。プレイ時間にしておよそ15分くらいのボリュームです。4月はその作業を地下10階まで伸ばし、プレイしながら未実装だったり調整が必要だったりする機能を洗い出しながら対応していくという作業を続けています。まだまだ粗いものの、遊べる感触は次第につかめてきたかなーと思っています。

3月~4月の実装項目のうち、前作と違う要素をいくつかご紹介します。まずはワープホールです。ダンジョンの特定の場所に、街にもどることができるワープホールがあります。一度利用したワープホールは街からもつながります。つまりファストトラベル的な機能です。今作ではワープホールを見つけることが、ダンジョン攻略のキモになります。

ダンジョン内に街につながるワープホールが点在します
一度利用したワープホールは、街からも利用できます

次にスキルの使用回数です。前回はMP管理でしたが、今回は使用回数制にしました。これにより、ランクの低いスキルも所持する意味が出てきますし、スキルスロットのやりくりも前作より考える楽しみが増えると思います。

スキルはMP消費ではなく回数制にしました

次にマップについて。マップは相変わらずありません。前作同様、マップはあくまで冒険者が自前で用意する前提です。不便というご意見は重々承知ですが、その不便を楽しむものにしたいという思いは不変です。ただ、浅い階層の特定の部屋に、そのフロアのマップ(フロアが広い場合はマップの一部)が把握できるイベントを用意しました。これで序盤は答え合わせができます。

地図なんてものはない。
それが冒険者のたしなみってもんだ。
でもたまに地図がある。

最後に、ダンジョン内の部屋名について。前回はダンジョンの部屋名を自由に変更して、かつメモを残せましたが、その影響でセーブデータが肥大化したので、今回はちょっと悩み中です。ひとまずダンジョンの部屋名は固定にしてました。かつ特定の部屋に前作の踏破冒険者の名前を冠してみたり、コーナーストーン代わりにユニークな命名を考えていこうかなーと思ってます。部屋の命名権をかけてイベントやったりしてみてもいいかもですね。


前作踏破冒険者の名を冠した部屋名
前作の一番手メイさんは「神速のメイ」として語り継がれてます

3月~4月のその他の実装項目は以下です:

  • キャラ画像をスプライトから読み込むように対応

  • 街画面のガイドメッセージがナラティブの状況にあわせた内容になるよう機能修正

  • 序盤の進行状況に応じて機能を順次解放していく処理を実装

  • 達成したミッションを表示した際にポップアップとエフェクトを表示する処理

  • ダンジョンの噂話イベントにナラティブキャラが登場するパターンを追加

  • ボス戦後にハシゴやワープホールを発見する処理

  • ゲートからダンジョンに入ったときの扉画面を実装

  • 探索に出るときに、出発地点を選べるようにする機能を実装

  • 地下からワープホールを使ったら、地上からのワープホール使用がアンロックされる機能の実装

  • キャンプでスキルの使用回数を回復する処理を実装

  • 所持品から食材をえらび食糧に転換する処理を実装

  • 所持品から回復薬を使う処理を実装

  • 宝物庫の食糧イベントを実装

  • 死亡中のメンバーのキャンプ表示をグレーアウトする処理を実装

  • BGMとSEの処理を実装

  • 画面切り替えの処理にフェードインを追加

  • 宿屋、商店、寺院で所持金を表示する処理

  • キャンプの所持品一覧に所持金と食糧、回避道具の所持数を表示する処理

5月以降も基本的にはデータの追加とテストプレイを繰り返しながら、機能の追加や調整を続けていく予定です。なんとか年内にはみなさまにプレイしてもらえるよう頑張りますので、ぜひとも応援よろしくお願いします!

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