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自分の小ささを感じた時、大きな幸せを感じられる

現在はSNSを使えば、誰でも簡単に自分が主役になれる時代です。写真や文章で自己表現し、それを多くの人に見てもらうことは、私たちに優越感や満足感を与えてくれます。

一方で、楽しいはずだった自己表現や自己主張が、SNS疲れといった空虚感や疲労感に繋がってしまうのは何故でしょう。

私はこう考えます。

自分の人生を自分が主役で生きることはとても大切なことですが、「自分」にばかり焦点を当てていると人は幸せを感じることが出来ないのではないかと。

昨日の記事で、自然のあるところに行くと気持ちが落ち着くという内容を書いたのですが、その理由はこうです。

大自然の中に身を委ねることで、「自分」に焦点を当てることから解放され、「自分」と適度な距離を取ることで心のバランスが整うのです。

だだっ広い海や、音が吸い込まれそうな山に行くと、あぁ私はなんてちっぽけな存在なんだ、と思います。それがいいのです。

悩みも葛藤も、大自然を前にするとどうでもいい些末なことに感じます。実際、大したことないことが殆どです。自分にフォーカスしすぎるが故に、問題が大きく感じられていただけなのです。

広い世界を知り、大いなるもの、自然や生命に触れると、自分は全体の中のほんの一部だと知ることができます。そして己のちっぽけさを感じることで、大きな安心感や幸福感が湧いてくるのです。

これらの気付きを与えてくれた記事をご紹介します。現代人が忘れがちな、大いなるものへの畏怖の念に関する大変興味深いお話です。


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