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野球の要素を囲碁に応用!初心者が入りやすい環境とは?

囲碁クリエイターのBENIOです。今年は「アレ」という言葉が流行語大賞に選ばれましたね。
2023年は、初めて野球観戦に行ったので、この記事ではそこで学んだことをまとめています。

観戦しながら、囲碁に使える要素を見つけました。野球を参考にして囲碁に応用したいところは、主に3つあります。

①初心者が入りやすい
②推しやすい環境
③初心者に対して丁寧に説明してくれる

詳しく説明していきます。


野球を参考にして囲碁に応用したいところ3選

①初心者が入りやすい

私が野球を観に行くことになったのは、家族の間で大谷翔平さんブームが起きたからです。
観戦のマナーや持ち物をインターネットで調べました。ネットにはたくさんの持ち物リストがあり、初心者でも安心して入ることができました。

準備は完璧でしたが、初心者が観に行っても大丈夫かドキドキでした。
ところが、行ってみたら見渡すかぎり
人、人、人!
大勢の観客が来ていて、初心者観戦も珍しくないようでほっとしました。

逆に考えると、囲碁界に初心者が来ることは嬉しいし、ファン層が広がっていくことは界隈の発展につながります。

マナーを守っていれば心配する必要はありません。
ただ、私が心配していたのは「知らない」ことが怖かったからです。

もし、事前情報がなかったら現地に行くことさえできなかったと思います。情報発信は、「知らない」をなくすことになります。

《囲碁への応用》
囲碁初心者のニーズに合わせた情報を発信する。※特に囲碁観戦

残念なことに、囲碁観戦の持ち物リストはググってもなかなかでてきませんでした。
そこで、こちらの記事でリストを作成しました↓

このリストが初心者の人の役にたてると嬉しいです。

②推しやすい環境

球団ごとにテーマカラーがありました。
観客の人々は、その色に合わせた服装やユニフォーム・タオルなどをもっていました。

推し活がしやすい環境が整っていると感じました。
私もいろいろ準備していき、すごく一体感があって楽しかったです。

《囲碁への応用》
囲碁の世界でも、プロの所属ごとにテーマカラーがあるといいですね。

ただ、現在はまだそういうものはありません。
私ができることは、囲碁に関する推し活グッズをつくることくらいでしょうか。

たとえば、ブロマイドのデコレーションのように、棋譜を使ったデコレーションを考え中です。新聞から切り抜いた棋譜を貼るだけで、おしゃれなシートになるアイテムをつくってみたいです。

③初心者に対して丁寧に説明してくれる

球場のスクリーンには、「チャンス」とか「ナイスボール」とかが表示されていました。この説明はとてもありがたかったです。

ルールを知っている人には、言われなくても理解できるかもしれませんが、初心者にはわからないかもしれません。

非常に基本的なところからじっくりと説明したり、わからなくても楽しめるコンテンツをつくったりすることが重要だと感じました。

《囲碁への応用》

基本的なルールや囲碁の話をとことん説明する。なにも知らない人が見ても楽しめることを意識する。

私は「囲碁に興味をもってもらう」ために、YouTubeで親子向けの囲碁動画のアップを始めました。

このチャンネルは、囲碁に興味がない子どもや保護者でも楽しめるように工夫しています。
CMのような感覚で、楽しいイメージが伝わるようにつくっています。

その中でも、blindbagと囲碁クイズを組み合わせた動画は、1万回以上再生されました。

ちなみに、blindbag(ブラインドバッグ)とは、YouTubeで流行っているコンテンツです。中身がわからない袋という意味です。

囲碁フリーペーパーだけでなく、こうしたアプローチも積極的に展開したいと考えています。

最後に:違うジャンルにふれることでわかることがある

囲碁将棋部のように同じカテゴリの将棋も参考になりますが、逆に共通点が多すぎて客観視しにくいデメリットもあります。
全く異なる野球を観たことはとても勉強になりました。

さらに、とても楽しくてリフレッシュができました。
事前準備の情報をアップしてくれていた人や、暖かく新規ファンも受け入れてくれた球場など、本当にありがとうございました!

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