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【マーケ基礎】“誰に”売るのかを明確にしろ!

ビジネスにおいては基本中の基本である、
「ターゲットの明確化」を忘れている人が多くいます。

「幅広い年齢層の方に来て欲しい」などと、
笑顔で語るオーナーが、いまだにいたりします。

マーケティングを一切勉強したことが
無いのかもしれませんね。

幅広い層に受け入れられる商品・サービスなど、
ほとんどありません。
(時間差で購買層が移っていく
商品・サービスはありますが)。

ターゲット。
つまり、“誰に”を明確にしなければ、
品揃えも、店舗演出も、売り方も、広告も、
考えることはできないはずです。

これを自分の感覚だけで、適当にやってしまうから、
イメージの曖昧な会社・お店になってしまうのです。

ある時は、若者向けの商品を仕入れてみたり、
またある時は、年配者向けに宣伝してみたり。

これでは、どんな会社・お店なのかが印象に残らず、
興味も持てません。

流行っているお店の行列に、
いっしょに並んでみてください。

そこにいる人たちを観察してみてください。

何か共通点が見つかるはずです。

それは、年齢層とは限りません。

ライフスタイルであったり、
趣味的なものだったりします。

並びながら、まわりの会話に聞き耳を立ててください。

すると、どんな客層なのかがわかってきます。

そして、お店に入ってみれば、
行列のできている理由がわかります。

並んでいる人たちを満足させるものが、
そこにあるのです。

自身の会社・お店のターゲットは
“どんな人たちなのか”、

あなたはハッキリと言えますか?

真剣に考えたことが無いのでは?

「それでも、売れているよ」という会社・お店は、
無意識にやっていることが、
たまたま正解だっただけです。

時間とともに、道から逸れていく可能性があります。

いまのうちに、“誰に”売っているのかを
明確にしておくべきです。

ターゲットにブレが無ければ、
道を間違うことはありません。

やるべきことは、すべて見えてきます。

言い換えれば、ターゲットさえハッキリしていれば、
これほど楽なことはありません。

『あの人に売る!』

ただそれだけを考えれば良いのですから。

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