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NISAをやるべきでない人

誤解されないように私のスタンスを伝えると
「NISA(少額投資非課税制度)は自己決定ができる成人は利用すべき制度」だと思います。


逆説的にいいます。

自己決定ができない人はNISA(投資)をやるべきでない

NISAは投資です。
投資には2つのステップが必ず入ります。
お金➡投資商品を買う➡運用➡投資商品を売る➡お金
「買う」「売る」という段階が必ずあります。
だから、向いてない人もいるのです。

他人のせいにする人

投資商品に限らず、何かを売り買いしたときに
「あんたが言ったから買ったんじゃぁ(売ったんじゃぁ)」と
他人のせいにする人がいますよね。
こういうタイプの人は、買う・売るが絡む投資はやめといた方が無難でしょう。(こういうタイプの人にNISA(投資)を勧めるのもやめたほうがいいでしょう)
投資について話すことが「あれいいね。これいいね」と大人同士の会話であれば楽しいのですが、上げ足とられて「あなたのせい」と言われると辛いです。特にお金が絡むと人間関係が破綻します。
お金の話は慎重に、と言われる所以です。

わからないと感じる人

制度が始まったからといって焦る必要はありません。
自分で納得するのが大事。
全部の仕組みを理解するためにガリ勉をする必要はないです。
(専門家も含め、最良の買い時・売り時は誰もわかりません)
「これくらいわかったからいいか」と
自分が納得できるまで始めなくてもいいのです。

自分でやらずに人に託してもいい

「自分じゃよくわからんけどよさそうだからやってみたい」というのなら、
資金を人に託す方法もあります。
株式市場が成長を続けるものならNISAは長期投資すればするほど有利です。
老後の足しにと80歳から10年間運用するよりも、
18歳の高校卒業したての若者が50年間運用し、68歳からの老後資金にする方が有利な制度です。
投資に詳しい若者が、投資に興味がないじいちゃんに
「じいちゃん、NISAがいいから始めなよ」と言うよりは、
「じいちゃん、NISAをやりたいからお金をおくれ(貸して)」と言うのが本音。
暦年贈与の非課税枠は110万円。
相続時精算課税の総非課税枠は2500万円。
資金を贈与(貸与)してNISAを利用する方法もあります。
(前提として、親族間の信頼関係が一番大事ですが)

NISA(少額投資非課税制度)という「枠」はできた。
でも、やりたくない人、自分は向いてないなという人までが、必ず利用しなければならない制度でもありません。

投資記事の最後に必ず言われる言葉
「投資は自己責任で」






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