島根県太田市🏞️ 三瓶小豆原埋没林公園 (2023春の情報)
ガイドブックに載っていた写真に魅かれて訪れました。
山の中にポツンと出てきます。
開館を車の中で待っている人がいる。
(私たちもですが)
ここに何があるって？
木があるんです。
縄文時代の木が埋まっているんです。
そして、それを保存しているのです。
この縄文埋没林公園があるのは島根県太田市。
三瓶山の一部、石見銀山の近くです。
何がすごいかって？
縄文時代に木はたくさんあったでしょう。
それが後世見つかることもあったでしょう。
でも、見つかった木を、
掘り出して、保存する。
これは、人の意志と努力がなければできないことです。
水田の中に何やら杭みたいなものが立っている。
服をひっかけるのに使っていたかもしれない単なる棒を
「縄文杉かもしれない」
と気づいた人。
掘り起こそうとした人。
保存しようとした人。
公開しようとした人。
その人達の努力で、今、私はこの埋没杉を見ることができる。
島根県太田市の皆さん、ありがとう。
階段何段分あるのだろう。
深い、深い場所から木が立っている。
杉の木の根っこ部分の展示場もある。
上から見下ろすと深い場所にあるのがわかる。
奇妙な木の形はこうやってできた。
大きい。
ここの木は「三瓶自然館」で展示されているそうだ。
この地に縄文杉の埋没林が残ったのも奇跡だといわれている。
館内では看板展示とともに映像でこの場所に縄文時代の杉がのこった偶然の連続を見せてくれる。
埋まっている杉だけでなく、その土壌の調査も行っている。
当時の土から木の根が出ている。
何よりすごいのは保存作業がまだ現在進行形で行われている事。
この地にはまだ掘り起こされていない木があるそうだ。
まだ杭は残っている。
館内は別世界。
木の皮もまるで今の杉のように残っている。
映画「風の谷のナウシカ」に出てくる腐海の底のように感じたのは私だけ？
感動をとどめたくて、
誰かに感動を届けたくて記事にしました。
夏休みに別世界を見に行くのはいかが？
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