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繁殖期は思いっきりお洒落していいんじゃない?

プレ還暦の私はお洒落が面倒。
気を遣うことは総じて面倒。
もうそろそろ、好きなことだけ好きなようにやっていってもいいかな、
と面倒なことは後回しにしようとしています。

それでも若かりし頃は、それなりにお洒落をしていましたよ。
バブルの頃なので、
肩パットの入ったコート、
大きなイヤリング、
赤が強めの口紅、等々。

だって、繁殖期でしたもの。

鳥だって繁殖期には飾り羽を生やしたり、目の周りがほんのり赤くなったりと、異性の興味を惹くために余念がないでしょう。

春に散歩をしていて「これ綺麗」とスマホを向けましたがきれいには撮れていませんね。
私のスマホ写真では伝えきれないので、毎日鳥の記事を投稿してくださる翆野様の記事をご紹介。

鳥は恰好だけでなく、歌を歌ったりダンスをしたりと求愛衝動に正直です。

子どもたちが通ってきた時代を振り返ります。

人間関係が複雑になってくる中学、高校の思春期の頃。
綺麗になることは楽しいことでもあり、集団でステータスを確立するための鎧でもある。異性に自分をアピールする術でもあり、いい異性を引き寄せるテグスでもある。

買い物に突き合わされて何件も洋服屋巡りをしたり、(もちろん財布は親)
これ要るの?というような小物を頻繁に買わされたり、
朝の洗面台を長時間占領されたり、
洗面所につけまつげがポロポロ落ちていたり、・・
もう何でも許容しちゃいましょう。

私は夫を捕まえたからもう異性を捕まえる努力はしなくていいし、
学校のように逃れられない集団に属してないから競い合わなくていい。
親世代には理解できない苦労が、子ども世代にはあるのでしょう。
もう好きなだけお洒落でもしなよ。

学生時代が過ぎて仕事をするようになると、お洒落も一段上がる。
服やアクセサリーにかける金額も変わってくるし、
地方ではデートのために車も要る。(仕事のためにも要りますが)
とにかく繁殖期の男女は身繕いに忙しい。

そして、この時期の彼ら、彼女らは美しい。

だからといって、いつまでもお洒落ばかりに気をつかってもいられない。
繁殖期の後には子育てがある。
子育て期は、
お洒落よりも安さで服を選び、
アクセサリーは危ないので外し、
必死に子育てをする。

繁殖期は思いっきりお洒落していいから、
その時期を過ぎた世代を冷たい目で見るのはやめとくれ。
色々な時期があるのです。

※ 子育て支援と最近いわれますが、思春期から始まる繁殖期の世代を暖かく見守っていける社会であって欲しいと思います。お金をかけりゃいいってものではなさそうです。


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