モデルハウスめぐり

話が前後するが、2018年の11月頃から、近場のモデルハウスを数軒見学している。
自由設計を前提としているので、モデルハウスを回ったとしても、そこで家という規格化された商品を品定めすることは難しい。それはわかっていたが、行ってみてもやはり新しい発見はあまりなかった。
ノープランで行っても何も発見はない、ということが改めてわかったことはプラスに考えよう。

どのモデルハウスも、そこで確認できることは限られていて、セールス担当の人柄がどうか、くらいしか差を実感できない。もちろん、カタログのスペックは明確になるものの、それだけを見ていい家を作ってくれるパートナーを見分けるのはなかなか難しいだろう。
何よりも、まずはこちら側に「こんな家を作りたい!」という明確なビジョンがなければ、相談する内容も的外れになりがちだ。

後に、高断熱高気密の家、という基準ができたので、もらっておいたカタログを見返してみると、各社の取り組みの温度差は明確だった。
等級に言及しているところ、していないところ。建材の断熱性能は謳うが、建物全体をどう気密断熱するのかはわからないところ、HEAT20のグレードまであげて性能を説明しているところなど、差があった。

自分が見学したモデルハウスの中では、可能性がありそうなところが1,2社。合わせて、自社サイトで高気密高断熱の家について詳しく書いている会社を探すと、比較的近いエリアで数社が見つかった。
こうした設計会社では、自社で施工を行う大工を抱えているところもあり、心強い。

全国規模で、高断熱の家の勉強会や協議会などの組織化が行われているようで、そこに名前がある会社をあたるのもいいかもしれない。

ネットで見つけた設計会社には、昨年末に資料請求や相談の予約を入れてあるので、今月中にはそれらを比較して、絞り込みたいと思っている。
家づくりは、この出会いが吉と出るか凶と出るかで、ほぼ決まってしまいそうな気がしている。
この中に「あたり」がありますように。

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