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父親育休、何日いるのさ?問題

こんにちは。
次男、慣らし保育中の井田カノです。

最近、父親の育休が増えてますよね?
わたしの周りでは、かなり増えてます。

うちの夫は、2回育休を取得しました。
1回目は、長男の時。
リレー式で私の仕事復帰と入れ替わりで10ヶ月間。
2回目の次男の時は、夫婦一緒に約1年間。

そのため、出産を控えた友人夫婦や同僚から
「父親の育休って、どれ位の期間いるの?」
「育休中の父親って、何してるの?」
とよく聞かれるので、
考えをまとめてみました。

あくまでケースバイケースだし、
我が家のn=2の話ですが、何かのお役に立てば嬉しいです。


◆「父親が育休なんてとれないよ…」

父親育休の話をすると、
「うちは、実家のサポートがある」←うやらましいっ!
「仕事や収入の都合で、育休なんてとれないよ」
←そうだよねっ!
というお声もよく聞きます。

そうですよね…理想と現実との間には、
マリアナ海溝のような深い溝が。。。。
でも、父親育休の考え方は、
産後の生活やサポートを考える、お役に立つ
とおもうのです。

◆Q.父親の育休って、どれ位の期間いるの?

A.マスト1ヶ月、ベター3ヶ月、エンジョイ6ヶ月~

↑これが、私の考える父親の育休期間の考え方です。
まずは、我が家の前提条件(よくある共働き家庭)
のご紹介します。

・核家族で、親族サポートはナシ
・子どもに大きな病気はナシ
・二人とも休業給付金はアリ
・おまけに、住宅ローンの支払いもアリ(笑)
・保育園入園の関係で、1歳すぎまで自宅保育が必須

男性も女性も、育休期間を考えるときは、
職場への影響、
収入面の不安、
周囲の前例、

などから考ますよね?
私も長男の時はそうでした。
でも実は、
赤ちゃんの成長(&母体の回復)
から考えると、わかりやすいし、実用的です!

なぜ「マスト1ヶ月、ベター3ヶ月、エンジョイ6ヶ月~」と考えるか?
これが、「父親は育休中に何をするか?」につながってきます。

◆Q.父親育休、何してるの?

A.赤ちゃん次第!!

赤ちゃんは、
生れたときは、3kgほどでフニャフニャしてるのに、
1歳では、10kg近くて、歩いていたり話す子もいたりします。

成長著しい!1年で体重3倍て!!
そのため、時期によって生活が大きく変わります。

〇新生児期(生後1か月)は、赤子&妻のサポートをせよ!

こんな小さな手の爪を切るんだぜ?

赤ちゃんは、フニャフニャの宇宙人です。
地球にやってきたばっかりで、
食事(おっぱいやミルク)も、睡眠も、
どんな風にしたら良いかわかりません。
「眠いなら、泣かないで眠ればいいじゃない!!」
これは、9割(私調べ笑)の新生児親の切なる願いです!

母親は、出産という命がけの大仕事を終えた直後に、
赤ちゃんのお世話という別の大仕事に取り組んで
います。
よく出産は、全治一ヶ月の交通事故に例えられますよね。
交通事故にあって入院中の人が、
翌日から24時間体制で、2~3時間ごとに、授乳やオムツ替えをしている。
それが新生児育児の実態です。

また、マタニティ・ブルースが、
母親の心も追い詰めます。
ふいに涙がでる、
猛烈に落ち込む、
とてつもなく不安な気持ちになる…
産後の急激なホルモン変化のなせるワザ
とは言いますが、
これは本当にツラカッタ。。。
私はこの時期に無理して、そのまま産後うつに突入しました(涙)。

さてさて、つまり!!
この時期の父親にできることは、
授乳以外の全て、と言えるでしょう。
買物、料理、掃除などの家事、
赤ちゃんのおむつ替えや寝かしつけ、
赤ちゃん情報のググり(地味に大切)、
追加グッズの購入、
出生届などの手続き、
親戚・友人への出産連絡を妻に代わり行う、
など等ナドnado…
やることは大量です!

この時期に、家族のサポートが用意できないのであれば、
産後ドゥーラや、産後ケア施設や、家事代行などのサポートを
どんなに課金しても、してほしい!
と思います。
大事なことなので、リピート・アフター・ミー!!
どんなに課金しても、してほしい!

〇生後2~3ヶ月、続:赤子と妻のサポートせよ!

さて、取り乱しました(汗)
1カ月検診が終わると、
赤ちゃんとの初・散歩を楽しむこともできますね!

わが子はベビーカーでは寝なかったけども(笑)

この時期の赤ちゃんは、
授乳・睡眠などの生活リズムが
できてくることが多いです。
ただし、生活リズムができる≠連続でたくさん眠るのが曲者!
「夜間は3回は授乳するー」という赤ちゃんもザラでございます。

そのため、この時期の父親は、
引き続き、家事や赤ちゃんのお世話道を突き進みましょう!
また、赤ちゃんが大きくなるのにともない、
抱っこで腱鞘炎、肩こり腰痛に悩まされる
お母さんも少なくありません。
赤ちゃんは3か月位から首が座り、
お世話も楽になります。
それまで、家に抱っこができる大人が2人いることは心強いでしょう。

〇生後4~6ヶ月は、赤ちゃんとの生活が落ち着いてくる

赤ちゃんは首も座り、身体つきもしっかりしてきます。
また、お母さんも出産のダメージも、
(しっかり休養できていれば)だいぶ和らいでいることでしょう。

離乳食はお供え物と思うべし

夜泣きがある、そろそろ離乳食を用意しなくては…
などもありますが、
家事や育児のリズムができてきたり、
地域の児童館などでの、他の親子との交流も楽しめるようになるのではないでしょうか?

この時期まで、父親が育休をとれると、
夫婦で順番に、自分の時間を持てるかもしれません。
我が家では、週に1度、朝美味しいコーヒーを飲みに行く、
というのが定番でした(至福の時間)。

〇生後6か月~1歳前後、赤ちゃんとの暮らしを楽しめる!

赤ちゃんは、寝返りや、早いとハイハイする子もいますよね。
おもちゃを持ってなめる、振る、などもするようになります。
これまでよりも少しアクティブに、
親子でリトミック教室やベビースイミング、
公園で日向ぼっこなども楽しめるように!

子どもも親もお昼寝ぐっすり…

夫は、一人で自宅保育をしていた長男育休時には、
「毎日の予定がほしい…」
(毎日、今日どうしよう?と思いたくない!という理由)
ということで、ベビースイミングや体操に通っていました。
何十組もいる親子のうち、パパは夫一人。
最初はとても緊張していましたが、
結果的にママ友もできて、一緒にお出かけしたり、
楽しそうにしてくれていました(ヨカッタ)。

また、私は次男育休時には、
「育休中にもキャリアにつながるチャレンジしたい!」と思い
育休コミュニティの運営にトライしました。
(この話は、後日書きたい。)

赤ちゃんも親も少しづつ、家庭の外の世界に飛び出せる
そんな時期かと感じました!

◆仕事も子育ても、長期戦!

人生100年時代。
わたしたちは何歳まで働くでしょうか?
少なくとも70歳まで働くと思うと、
約50年間の職業人生があります。

一方、子育て期間は約20年間
子どもと密な関わりをもつ期間は
もっと短いですよね。

自分の人生を考えたときに、
家族や子育てにフルコミットできる時間を持つというのは、
とても豊かなことだと感じています。

また、
育児は仕事の役に立つし、
仕事は育児の役に立つ。

理想論みたいですが、
そう実感もしています。
父親育休、迷われてる方がいたら、
ぜひ新しい世界にダイブしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。



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