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花粉症とCPAP

花粉症とCPAPに対する自身が体験した事をつらつらと記述するnote。


当然ですがこのエントリ個人の体験記であって医療情報ではありません
かならず掛かりつけ医の指示のもと対処してください。

花粉症、辛いですよね?

花粉症とは物凄く雑に言うと次の4つの段階を経て発症する症状です。

  1. アレルギー物質として花粉が体内に入り

  2. アレルギー物質である花粉に抗体が反応し

  3. ヒスタミンなどのアレルギー誘発物質を生成し

  4. アレルギーが発生する

ということで、アレルギーの症状を抑えるには次の3点が重要になってきます。

  1. ヒスタミンに仕事をさせない

  2. 抗体を反応させない

  3. 花粉を取り込まない

3はまぁ、クラス1000くらいのクリーンルームでも用意しないと現実的ではないので一旦無視、2と3に注目して少しでも楽になる道を探ります。

ヒスタミンに仕事をさせない

こちらが一般的に選択させる対処です。理由は後述。
抗ヒスタミン薬を使う事でヒスタミンに仕事をさせない構え。
かつて使用されていた第一世代抗ヒスタミン薬は大変強く眠くなるなどの副作用を嫌って、服薬しない事を選択する方も多くいました。

世代と書いてある通り、今は第二世代抗ヒスタミン薬があります。
第一世代に対して劇的に副作用が出にくくなっています。

と言う事で今使っている薬がこちら

●ビラノア
1日1回飲めば効く。効果が出るまではだいたい1時間。
空腹時(食事の1時間以上前、または食後2時間以上あと)の服薬が必要なため、夜寝る1時間くらい前に飲むと色々ちょうど良かったりします。
また、効き始めの頃は副作用として僅かながら眠気がでるケースがあるので、その点でも寝る前に飲むとちょうど良いです。

●レミカット
2024年の花粉強すぎだろ。
平年はビラノアだけで良かったのですが、2024年はあまりにも花粉が強すぎた。
最終的な構えは後述しますが、その際に服薬しているのがこのレミカット。
朝食後、就寝前に服薬します。
ビラノアよりは眠気が出やすいですが、より花粉症に対する効果強くなっています。

抗体を反応させない

ステロイドを筋肉に注射する花粉症ブロック注射が著名です。
1回注射すると約2~3か月程度効果を維持します。
但し、副作用がたんとあるため、文字通りの最終手段となります。
高血圧、糖尿病、感染症、緑内障、白内障などある場合、これらの病気を悪化させることがあるためステロイド注射を受ける事は出来ません。
ただ「筋肉注射の場合は効果期間が長く全身への影響があるから禁忌」になっているだけで目薬や点鼻薬などは影響が少ないため、医師の指導の下ならばステロイドを恐れる事はありません。

結論

通院して医師の処方が無いと出ない薬を使ったほうが早い。
掛かりつけ医を見つけましょう。
下手な市販薬を使うよりは医師の処方のもと、薬剤師の確認が済んだ組み合わせの薬を飲むのが最短で解決できます。

CPAP

CPAPといえば帝人かPhilipsなんですが、帝人が使っている方のCPAPはResMedというメーカーの物になります。

そしてここからが重要なんですが、少なくとも帝人については依頼すれば機器の変更ができるんですよね。

私は自転車輪行をする機会が多く、なるべく小さいものが必要だったのですが、あるんだよなこれが。

業界最小最軽量。うまく荷造りすれば1日分の服より小さくなる。
外泊する機会が多い人はResMed AirMiniを選択すると幸せ度が上がります。

なおResMed AirMiniの欠点と対処

  • 他製品に対して稼働音が大きい

    • よほど音に過敏でない限りは問題ないはず

  • 予熱装置が無い

    • チューブを布団の中に入れて自分の体温で温める方が早い

  • ベンチレータが顔に近すぎて顔と首が冷える

    • ベンチレータと顔、体の間に掛け布団なり布なりを敷く

ここからAYOR

ここ以降にある内容を元にあなたがどのような不利益を被っても私は知らないし責任も持ちません。

CPAP全般の困りどころが「電灯線(AC100V)が無いと使えない」

車中泊は兎も角として機内泊は事実上不可能なんですよね。

んで米ゾンにあるんですよ。USB PDで行けるパゥワサプラィが。

電源として要求している内容は次の通り

  • USB PD 20V 3.25A以上を供給できる事

  • 定格65Wに耐えられる事(20V * 3.25A = 65W)

  • ピーク67Wに耐えられる事(20V * 3.35A = 67W)

はい、困った時のZendureえもん。
次のACアダプタは完全に要求を満たします。

これでCPAPとスマホの充電を一つのコンセントで解決できるってぇ寸法ですわ。

車中泊

そして前述の要求を全て満たすモバイルソリューションがこちら。

Max 20V 5A給電が出来るので電源への要求は完璧で、実使用での計測では最低-1℃環境下の車中泊において最低でも7時間半は使えます。恐らく8時間超いける。

お値段がちょっと最高級品なのが厳しい所ですが、単ポート最大100W、複数ポート合計140Wまで給電できるため、100Wを要求するPCに給電しながら40W以下要求のスマホにも給電できる優れものなので、色々と使い出が良いです。

これに太陽光発電を組み合わせられれば無限に車中泊できるって訳よガハハ。

なお、待機電力でも滅法がっつり持っていかれるので、CPAPとは使用直前に接続したほうが良いです。

価格とサイズだけで見るならば、CIOの新型の方のSMARTCOBY TRIOが素晴らしく有利なのですが、ギリギリピーク対応(最大出力67W)なのと、容量が20,000mAhしかなく、室温24℃環境下できっちり7時間しか使えませんでした。
また、手に持った重量感は殆ど変わりありません。

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