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夫がコロナになりまして〜自宅待機からホテル療養中に私がしたこと〜

なんてタイトルつけたものの、夫は比較的かなりの軽症ですし、今は全快して会社にも通常通り行っています。
今回、私がこのnoteで伝えたいのは「私」の話です。二人暮らし、共働き、働き盛り、片方がコロナになったら?140さんはどうしてたの?みたいなそんなお話。

2022年N月のとある朝 

私はベッドで寒さと睡魔に負けそうになりながら起床しようとしていた。
私の夫は基本的に風邪をひかない。付き合いから数えて15-6年一緒にいるが、風邪を引いたのは3回あるか、その程度。たまにお腹は壊すが、滅多に熱や咳などの風邪の症状は起きない。
その夫が、朝9時ごろに「ちょっと熱出てるかもしれない」と、私の部屋の前を通り過ぎる時にサラッと言って去っていった。

夫は通勤人である。
週の大半を電車に乗りオフィスで仕事をする。コロナ禍と呼ばれるようになり、週に数日リモートワークとなる日もあった。
一方私はフルリモート勤務のため滅多に家からは出ず、運動不足も甚だしいレベルである。

話を戻すが、その夫が、あの健康体の夫が、「具合が悪い」という。
私は、はてしなく嫌な予感がした。
ちょうど3日前、「会社の先輩と飲みにいく」というイベントが発生していたからだった。酒と雰囲気に呑まれ彼らは10時間近くお酒を飲み帰ってきた。
メロスならぬ私はかなり激怒した。
まあ激怒した話はいい、話を戻そう。

そんな心当たりしかないな?と思いつつ、朝ごはんも食べずに私はベッドから1mの仕事場に向かって仕事を始めた。
その後すぐ「熱が出た」と夫から連絡がきた。
「熱測って」と伝えたところ37.4度。少し高めに出る体温計なのもあり、様子見しようという結論に達した。

正午、事態は急変する。
隣の部屋にいる夫からメッセージが届く。
「38.5まで上がった。」

いや、それ、もうコロナでは、どう考えてもコロナでは。流行ってるオミクロン株の発症タイミングってどのくらいかな、調べよう.…、最短3日!!ドンピシャ!!3日前飲み会!!!!

心の中で騒ぎまくり、多分コロナであると私は確信していた。
「発熱外来あるからいっておいで」
「予約取れたからいってくる」

メッセージアプリでこんな会話をした後、私は会社に事情を説明した上で当日有休を取らせてもらい、部屋に篭りっぱなしで「コロナ 感染対策」をずっと調べ続けて、どのように対策すべきか検討をした。
そして夫が家から出て行く音が聞こえた。病院へ向かう時間だった。

私は急いで夫の部屋を閉めて、念のため夫が使ったり触ったであろうものアルコールで除菌していった。

「コロナでした」

病院に行っている夫からメッセージがきた。思わずスクショしてしまった。
飲み会の件が私の中で尾を引いて「でしょうな」という冷たい気持ちになってはいたが、悠長なことは言ってられない。
安全だと思っていた自宅が一気に危険地帯。基礎疾患のある私には一大事。

ただ私には一切の症状が出ていなかった。
思えば、飲み会の翌日の土日、私は疲れ切りすぎて自室から文字通りほとんど出ておらず、ご飯も二人で食べたりしていない。2m以内での15分の会話すらしてなかった。仲が悪いわけではないことは追記しておこう。

自分が感染してるのかしてないのか分からないけど、感染してない前提で色々やってかねばなるまい、と感染対策を始めた。

コロナ1日目

病院から帰ってくる前に夫の部屋を完全隔離するための準備。部屋から出てきてもらっては困るので、夫の生活が不自由にならない程度の準備と完全対策をしなければならない。

夫の部屋に隔離のための基本セットを配置した。

  • 小さな机

    • 以下のグッズをすべて置く用。ニトリで2000円以下、便利。

  • 水のバッグインボックス 20L

  • マグカップx2

  • ケトル

  • コーヒーの粉

  • マスク

  • チキンラーメン(どんぶり付き)

    • いるかなと思ったらいらなかった

  • ワクチン対策用の残りの栄養ゼリー、OS-1

    • 喉が痛かったので良かったらしい

  • 外側のドアのすぐ横にダンボールの箱

    • 食器の受け渡しなどをする用

靴下を履いてこれらをセットし部屋から出るときは靴下を脱いで洗濯機にポイ。
セットアップは完了した。

そして、感染対策ルールを制定した。

  1. キッチン、リビングエリアへの入室禁止

  2. 部屋の換気をすること

  3. 共用施設(トイレ、お風呂)の利用時はメッセージアプリで連絡すること

  4. 欲しいものがあればメッセージアプリすること

  5. ご飯やその他の物品のやり取りは、ドア近くの箱に入れてやり取りすること

  6. 洗濯物は洗濯かごに入れず全て洗濯機の中に入れること。

  7. 足拭きマット及び手を拭くタオルは自分専用のものを利用すること

ここまで決めたあと、夫は帰宅した。
なお薬の受け取りは私が行き(店外で受け取りのため、薬局着いたら外から電話してきてもらって受け取り)、夫に箱を介して渡した後薬剤師さんに電話で説明してもらう流れだった。

セットアップされた部屋に行って一眠りしてもらったあと上のルールをメッセージアプリで通話しながら説明した。

ここまでがまず大変だった。
家から出られないから食材の在庫確認やら、夫の部屋のセットアップやらをやっている時も副業先から連絡が鳴り止まず対応しながら夜ご飯を作り、帰宅後は、夫のお風呂やお手洗いイベントがあるたびに副業の仕事を中断して衣類の準備や使用箇所から触れたと推定されるところを床から丸っと除菌すること、そして、使ったものの洗濯タスクが追加される。そこに加えて自分が感染するかもしれないという恐怖感との闘いがあった。

幸いと言えるのは夫の症状がそこまで重くないことだった。喉の痛みと39度まではいかない熱だけ。ただ熱はすぐ下がり、喉の痛みとたまに咳をしてる程度だった。悪化するかの不安は取れないものの、近づいて看病する必要が無かった点は本当に幸いだったとおもっている。

ただ私はコロナ確定1日目でだいぶメンタルにきていた。
副業を複数社抱えていたこともあり、稼働を減らすことにしていた一社には事情を説明して翌日以降の稼働を2週間程度完全に止めることにした。
その日の夜中まで仕掛中の副業の作業を行っていたのは言うまでもない。

飲み会でもらってきた可能性が拭えないだけに夫にはかなりキツく言った。コロナが流行ってる時から口酸っぱく言ってきたのにこの様かと。病人とはいえ優しくできるメンタルがすでになかった。

結局寝れたのは夫の活動が無くなり、追加の感染対策をできた朝4時だった。

追加の感染対策としては、夫が歩くエリアと私が歩くエリアを明確に分けた。1日目に夫が歩くたび廊下を全部掃除するのがかなりしんどかったからだ。廊下の真ん中にマスキングテープを貼り、歩くエリアを分断した。お手洗いには夫用のスリッパを用意し、洗面所にも境界線を設けた。

コロナ2日目

数時間の睡眠で起きて、夫からお手洗いに行った旨のメッセージがきていることに気づいた。返事をしてマスクをつけて除菌スタート。起きた時から臨戦態勢。そうここは戦場である。

元々夫は朝ごはんを食べない派なの自分の朝ごはんを作って食べた。

フルリモートとはいえ一応私の会社に夫が陽性であったことは伝え、業務に支障が出ないように中抜けする可能性があることを伝え出勤した。

数日経験してわかったが、私のルーチンは以下だった。

  1. 夫専用タオルの交換

  2. 夫の服及び使用したタオル類の都度洗濯。ハイターも利用。

  3. 共用部分利用時の都度除菌、清掃

  4. お昼ご飯、夜ご飯の準備と部屋までお届け、片付け

  5. 追加の依頼があれば対応

これに加え、日々の家事と本業、副業をこなして行く。言葉で説明するとこんなスッキリした物だが、私にはえらく大変だった。

まず食事。
「今日マックにしちゃうー?」
「スーパーでなんか買ってこようかー!」
これができない。病人にカップラーメン出すわけにも行かないので栄養バランス考えた献立をお昼の時間に一から調理して出しランチタイムはタイムオーバー。ご飯食べる気力のない私は業務に戻りながら食パンをかじるような生活だった。

作り置きを作っておきたい気持ちはあった。昨日はバタバタしていたから作れず、仕切り直しの時間が無かった。

そして家の中でも常にマスクをして感染の可能性に怯えた。休まらなかったというかものすごいストレスだった。夫がストレスとかそういう話ではなく、この逼迫したような余裕のない生活そのものが激しいストレスだったのだ。(学生のころ父が大病をして入院し生活が一遍したときも同様のストレスがあった。急激な環境変化にめっぽう弱いのだと思う)

私は極度のストレスを食らうとチョコレートをバカみたいに食べ始める癖が昔からあり、脂質制限していたのに全て台無しにするくらいこの自宅待機期間に食べていた。自覚があるだけマシで、家から出られない以上、気分転換もストレス発散も何もできないので、とりあえず食べていた。ああ、さらば脂質制限。
コストコで買っておいたここぞという時用のリンドールが一箱全部消えた。(流石に2週間で、だが)
(食べたのがリンドールだけとは言っていない)

コロナ3日目 

病院でコロナを確認すると病院が「発生届」なるものを提出してくれる。それをベースに保健所から連絡がくるのだが、その保健所からはまだ連絡がない。
ニュースでも言ってる通り爆発的に増えてるコロナ陽性者に追いつかないことは容易に想像できたし、責めようという気持ちもなかったので、とりあえず2日目と同様の生活で暮らしていた。

2日目より慣れはしたが、相変わらずタスクに追われてしんどい。医療従事者の方はこんな気持ちでこの二年暮らしていたのかも、と思ったりもした。そして、感染した人の生活はニュースで取り上げらるものの、濃厚接触者として陽性者と一緒に自宅待機を強いられている人たちの話はあまりきかなかったのでnoteに書こうと思った。

備蓄の話をしよう。

我が家はコストコユーザー。私はストック魔。後述するが生協のようなサービスの有料会員でもあり、食料には何も困らなかった。
というか、生協のようなサービスについては使わなくても食材は足りたが、楽しみが食べ物しかなかったので、そういう意味では大いに役立ってくれた。

野菜を含め冷凍してるものもたくさんあるので、冷凍食材をうまく使いつつ、献立を組んで一汁三菜とまではいかないがちゃんと作れていたと思う。

私は困らなかったが、「トイレットペーパー」のストックがない家がこうなるとかなり悲劇だなと感じたので、この期間はちゃんとローリングストック法的にストックしたほうが良い感じた。

トイレットペーパーに限らず「自炊をしない(=冷蔵庫に食材がない)」かつ、食料を届けてくれる手立てがないというお家についてはかなりきついと思う。今はECサイトがかなり便利になっているので、事前に自分ならどのチャネルを使うかは想定しておくと慌てなくて良さそう。

さて、3日目の話に戻ろう。
そんな中で本業、副業、家事、感染しないためのタスクをこなした夕方に市役所から夫に電話があった。
状況の聞き取りをされ、「自宅療養してください」と電話口で言われたと夫が言う。

基礎疾患持ちがいても自宅療養なのか?基準と違う、夫が伝えてないに違いないと思い、市役所の方に連絡してもらいその旨を伝えたところ私の聞き取りがはじまった。
健康状態を聞かれ「保健所と相談しますね!」とのことだった。

この時、机並べてやってらっしゃるのかとひどくびっくりした。だがこの後またびっくりする。
電話が来た、10分後に。
「ホテル療養を手配する」
という内容だった。意思決定の速さに驚いた。保健所、市役所すごい頑張っているよ、と伝えたくなった。遅い!!って文句言う人もいるがこんなに頑張っているんだと声を大にして伝えたい。そして感謝もたくさん伝えたい。

さてホテル療養が決定したら次に何が必要かお分かりだろうか。

ホテル療養への準備である。

部屋から出られない夫に代わりパッキングするのは私の仕事になる。リビングにキャリーケース(32リットル)を持っていき、ホテル決定前だが目ぼしいものをセットしていく。

ちなみにホテル療養については、車で連行されるので少しばかし荷物が多くても問題はないと思われる。ただ帰りは病み上がりで自分で帰ってねスタイルなので、荷物が多すぎると悲しい気持ちにはなると思う。

滞在期間はおよそ1週間なのでそれを前提に準備した。

  • ふりかけ

    • 結果的に要らなかった。Twitterで文句言われすぎたのかふりかけがついてきたとのこと。

  • 歯ブラシ/歯磨き粉

  • ジッパーフリース1

  • エアリズム2

  • 長袖Tシャツ5

  • リラックスパンツ3

  • 靴下3

    • 部屋は裸足でいるから1本あればよかったとのこと

  • 下着x5

  • スポーツタオル7

    • バスタオルの代わりも兼ねてたので多めにしたが、こんなに要らなかったらしい。

  • チョコレート2箱

    • 味覚確認用に隠し持っていたチョコを上げた。かなしい。

  • 炭酸水2本

    • 炭酸大好きなので気分転換用

  • アクエリアス500ml

    • 熱が出たときように。

  • ダイエットジンジャエール(缶)2本

    • 炭酸大好きなので気分転換用

  • 洗濯用ジェルボールx2

    • 洗濯設備はあるものの洗剤は有料なため

  • 卓上加湿器

    • ホテルの乾燥は痛いほど想定できるので私のを貸与めっちゃ活躍した。

  • 野菜ジュース(ミニ)x2

    • 念の為

  • アルコールスプレー

    • これは夫に持たせているものを補充して

  • 濡れマスク(10枚)

    • 喉の痛み用に

* 箱ティッシュやシャンプー、リンスは備え付けられてるホテルとのことだったので、持って行ってません。一方で備え付けられてない施設もあるのでホテル療養時直前の「今日行きます」電話でホテルを聞くと調べられます。
携帯の充電ツールや仕事用のパソコンなど、その辺のものは夫の部屋にあるものなので自身でリュックに詰めてもらうように依頼していた。

荷物も詰め終え今日来るのかな?と思っていたが特に連絡はなく、夜ご飯を食べて回収して、お風呂に入ってもらって消毒して….と3日目が終わった。

コロナ4日目

慣れてきた。朝起きたらマスクをして消毒をして仕事開始。お昼になったらご飯を作って….とこの調子。
ホテル確保大変なんだろう、と思っていたが、夕方に保健所か市役所から電話があった。(私は出てないのでどちらかは不明)

「18時に迎えに行きます。●●ホテルです。」

夫からホテルの場所の連絡が来て二人してホテル療養のしおりをメッセージアプリで共有し通話しながらでリモート読み合わせ。
同様に荷物の最終確認も通話しながら行い出発予定時刻の1時間前にはパッキング完了。

ふと療養所は17時にご飯だけど、19時ごろ入って行った人のご飯はあるんだろうか?と不安になった。
夫に夜ご飯どうするかと聞いたら軽く食べたいとのことなので、軽めの夕飯を作って食べてもらった。

いざ、ホテル療養へ

ピンポーン

と自宅のチャイムがなり、お迎えがきた。
夫は自分の荷物を持ち出発していった。

私は夫の部屋のドアを締め切り、コロナウイルスが物質に付着したあと活動しなくなるであろう最長の7日間、夫の部屋を封鎖することにした。
夫はうっかり自室のデスクランプをつけっぱなしにしたので、7日間つけっぱなしだったのである。。。

夫が出発したあとまた消毒・除菌・清掃をして夫用に用意していたタオルやマットを洗濯し、ホット一息ついた。

ホテル療養の期間中のわたし

少し気持ちは落ち着いたし、都度消毒作業がなくなっただけでも楽になった。仕事は初日以外は休んでいないが、私の職場の就業スタイルがかなり柔軟であるのが幸いしている。時間に縛られた就業をされている方はかなり厳しいと思われる。そして、夫の方は、お弁当の写真(結構美味しそう)が送られてきたり、私への安否確認が合った。

私の唯一の問題はストレスによるチョコレートがああ、止まらない。チョコレート美味しいです、状態。もう諦めて身を任せた。落ち着いたら頑張ろう・・・(遠い目)

そして私の体調といえば、コロナ関係なく毎日検温をしており、そのタイミングではずっと「36.4」だった。体温計壊れてるのかと思うほど一定だった。体調の悪さも無く、「無症状」なのか、「感染してないのか」まるでわからなかった。毎日夫に「36.4」とメッセージしていた。

そんなこんなで数日経つと今度は「ホテル療養の終了」が見えてくる。

ホテル療養終了に向けて

「帰宅許可おりそう」

夫からメッセージがきた。
「了解」
こう返したあと、一人で緊急対策会議を開いた。

本人は元気だとしてもウイルスを撒き散らしていたであろう部屋で暮らしていた彼自体が保菌はして無くとも、持ち込む可能性が合るからだ。

そして「完全帰宅マニュアル」を作った。

  • 玄関についたら

    • 大きな荷物は玄関においておく

    • 背負ってるリュック、携帯を含む小物は玄関横のダンボールにすべていれる

    • (新たに導入した)アルコールディスペンサー(自動)で手を消毒する

    • そのまま夫専用ゾーンをあるいお風呂に直行する

    • 足ふきマットはしかないこと

      • お風呂に入っている間に脱衣場をすべて消毒しておくので

    • 脱いだ服は洗濯機にそのまま入れる

      • 着替えはこちらで用意するからとりあえず入る

  • お風呂終わったら

    • 「もう完全に家を自由に歩いてOKです!おかえり!!」

  • 箱に入れた私物について

    • アルコールで1つ1つ消毒すること

  • 大きな荷物について

    • ベランダで3日放置してから開封して、消毒する。

これらを印刷して、玄関とお風呂場に貼り付けた。
夫が帰宅したらこれに沿って動けるように。

そして次は、夫が帰宅する前に夫の部屋の開封の儀をしなければならないということ。

決戦は夫の帰宅3時間前。

アルコールをひたひたにしたキッチンペーパーをお盆にしいて、足消毒できる様にし、エプロン、マスク、アルコールを装備して私が約7日前の状態を保った夫の部屋にはじめて入った。

まず、手前の床から消毒。クイックルワイパーを一方方向に操作すれば結構早くそして、楽に終わった。
7日も経てば基本的には問題ないが金属の上だと長生きするようなので、デスク周りを入念に消毒した。
自宅療養用セットもすべて除菌した後、解体した。

そして一番洗いたかった「寝具」全部剥がして、洗濯機にいれて速攻で乾燥に回した。

これで大体1時間くらい。長期戦覚悟だったが以外にあっという間だった。

ホテル療養からの帰還とその後

夫が帰ってきたタイミングで、玄関に貼ってあるマニュアルの通りに行動してもらい、夫は無事禁止エリアだったリビングへの進出を果たした。

ただ一応、+5日ほどは基本的に自宅待機継続として(もちろん私も)、お互い家ではマスクをつけて距離を保ちつつ生活したのは後日談である。

ここで私の「夫がコロナになりまして」が終わる。


・・

おわりに

あっさりとした終幕を迎えましたが、いかがでしたでしょうか?
感染が収まればあっけないほどに「日常」が帰ってきます。
一方で驚くほど自然に「非日常」もやってくるのです。

連日の報道、感染しましたの報告をみている身としては、コロナかからないだろう、とは全く思っていなかった一方で「家族がかかったらどうする」はあまり考えていなかったことも痛感しています。

パートナーがコロナも含む感染症にかかったとき自分がどうすべきか、というのは少し想定しておくと、心のストレスはかなり軽減されると思います。怖がりな人や神経質な人は特に。そして私自身こんなにストレスフルになると思っていなかったので、変化に弱い人ほど注意されたし。という気持ちです。

そして、私は無症状なのか未感染なのか未だに不明ですが、「こんなことをやっていたよ」というのを備忘録として書いておきたかったのでこのような形でnoteを書きました。誰かの不安が少しでも解消すれば幸いです。

そして、私のやり方が必ずしも正しいわけではないことご理解ください。
以下感染対策については政府が公式にどうしたら良いのか、を記載しているページも多数ありますのでぜひ目を通してみてください。(私はめちゃくちゃ参考にしました)


早くいつもの「日常」が帰ってきますように。


140


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