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“妄想旅行” 厳島神社 (20)

次の神秘的な場所を訪れる旅は広島、宮島にある、厳島神社。これでもかというくらい土砂降り。広島から宮島口までJRで行き、船で10分。宮島に到着。お参りする前にまず腹ごしらえ。宮島名物の、あなご飯を食べに有数の有名店、ふじたや、へ。かなりの人が待っている。ちょっとしたコネを使い、まさかの待たずに中に呼ばれた。まあまあな値段に驚きつつも、いざ食べてみたら、絶品!おすすめします。

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少し早いランチを終え、いざ厳島神社へ。と思いきや、上に上がる階段を見つけ登ってみると、立派なお堂が立っている。名前は忘れた。豊臣秀吉がたてたらしい。にしても立派だ。しかも、そこからみる厳島神社が素晴らしい。

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横には五重塔も脇役の様にたっていた。

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いよいよ厳島神社へ。
出雲大社に続き、神話の世界のテーマパーク。厳島神社のサイトより、ちょっと紹介。
“当社の御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時に御出現になった神々で、御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信を受けられた。”(抜粋)
日本にはあちらこちらに神がいる。人間と神の境目が分からないくらい。絶妙な感じが独特の文化を生み出している気がする。絶妙なバランス感。これって、今この時代を生き抜きヒントかも、なんて思いつつ、参拝開始。なにせ土砂降り、しかも有名な鳥居は現在工事中。なかなか悪い条件下でも、神秘的かつ重厚な雰囲気は保たれていた。むしろ霧がかかっていたことで、余計に神々しく見えてしまった。
約1,000年前に平清盛が建立。それがいまだに美を放っている。感慨深い。一通り浸ったのちに、お参りを買い、おみくじを引き、(大吉)、厳島神社を出た目の前に、弁天様が。

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厳島弁財天が目の前に。50歳を前に仕事で一発当てたい僕は、ここぞとばかりに神頼み。お参り、お守り、おみくじ。またまた大吉。最近何故か”龍”に遭遇する。
神々を訪ねる旅は悪くはない気がしてきた。
いまだ土砂降りにはかわりない。宮島をあとにすることにした。

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電車で広島に戻り、せっかく広島に来たのだから、お好み焼きを食べないと思い、広島駅から路面電車で中心街へ向かった。原爆ドームを一度もみたことがないことに気づき、行くことに。

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原爆ドームを目の前にすると、なかなか考えさせられた。世界中が露頭に迷いそうな気がしている。そんな中、たった1人でも、とんでもない馬鹿者がでたら、核のボタンを押すかも。やりそうな世界のリーダーは複数いる。コロナが世界の価値観、経済、政治を根底から変える可能性がある中、いまだ民族だの、人種だのの差別が蔓延している。どころか、広がっている。本当に危険な兆候だと思っている。日本の中だけでも、どこから来たのかなどのどーでもいい事から差別的な発言が知らぬうちにメディアからも出て来ている。こっちの方がよっぽど危険水域を超えつつある。
神々の時代、もっと昔に戻れば、そもそも種の起源は一つ。宇宙レベルで物事を考えれば、地球規模なんで、ミリ単位以下。日本なんて、ミクロンレベル。くだらないことに意識を取られず、真に正しいこと、真善美を、探求する時代がやって来たと思う。探求さえすれば、その行為自体に意味があるので明るい未来が絶対にやってくる。
だいぶ深いとこに入ってしまったが、お好み焼きに到着。

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満腹になり、また路面電車で広島駅に向かった。次はどの神に会いにいこうか。

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