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駐在員はじめました in 台湾 小2息子の選択と決断

この4月から、駐在員として台湾で勤務することになりました。
というか、勤務しています。

うちの組織では、
女性の駐在自体あまり前例がなく
さらには「子連れ」となると、どうやら初のようで。
多くの方が
「息子くんは、どうするの?」と気に掛けてくれました。
結論から言うと、こちらでの生活基盤作りが
落ち着いた頃に呼び寄せるわけですが、
これに関しては、息子ともよーく話をしました。

駐在を打診された日、息子に、
駐在の話を受けようと思っていると話したら
こういう反応が返ってきた。

子「そっかー。
  でも、僕は、行かない(笑顔)
  (小学校の)2年間で友達たくさんできたし。」

まぁ、その気持ちは十分理解できる訳ですが
即答で「行かない」と言われたのが残念で
「えー、そうかー、来てくれないのかー・・・」
と言ったところ

子「ママは、なんで海外にこだわるの?」

と質問されまして。
不意打ちの質問で、おもわず
「ええー うーん、なんで?なんでだろうね・・・?!」
と口ごもってしまったわけですが

・これまで20年間、中国語を使った仕事をしてきた。
 中国語を使った仕事をしているときが、
 最も充実感を感じることができた。
・私が中国語を使うことで職場に貢献できて、
 同僚も上司も喜んでくれた。
・そしてその達成感や貢献度が最大化されるのって、
 海外で仕事をするときだと思う。

と答えたところ、じっと聞いていた息子が

子「わかった。じゃあ、僕も行く」

と言ってくれたのです。
「面接合格」、的な。

私「え、大丈夫??無理してない?」
子「してないよ!
  でもひとつお願いがあって。
  夏休みは友達に会いたいから
  一時帰国したい。」

もちろんいいよ!と伝えたところ
息子の気持ちは瞬時に
「台湾楽しみモード」に切り替わったらしく
・台湾の乳酸菌飲料は美味しいらしい
・台湾の高速鉄道に乗って高雄に行きたい
・日月潭のロープウェイに乗りたい
等、様々なことを楽しみにしてくれています。
先日は、朝の忙しいさなかに、ランドセルを背負いながら
「ママ・・・!台湾行ったら、高雄行こうね、高雄!」
と言い残して登校して行きました。
高雄いくらでも行ってあげるから、まずは学校行きなさい、学校。

極めつけは、
息子が入学予定の小学校について、息子に話したときのこと。

今の小学校は1学年2クラス。
だけど、入学予定の小学校は
1学年4クラスあるみたいだよ、と伝えたところ

子「えっ🌟じゃあ、 友達が2倍できる ってこと?!」

えええー。
どんだけポジティブなん。

私が息子と同じ年の頃は、
とてもじゃないけど、その発想はできなかったわぁ。

生まれ持ったポジティブさは彼の最大の強みだと思うので
新しい環境でも、楽しみながら頑張ってほしいです。

私も息子に負けないように、楽しみながら頑張ります。

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