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「信頼できる大人たち」の世界で、思ったこと。

前回、「信頼できる大人が、世界をつくる。」というタイトルで
周りにいる善良な大人たちへの感謝の念を綴り、
「素敵な大人たちの力を借りたら、親子共々、こんなに良いことがあった!」と思えることを紹介する!!と予告しました。
・・・なのでここは、有言実行でいきたいと思います。

「こんなに良いことが!」と思えたこと

我が家は、周りの善良な大人たちのご厚意に100%甘えて、彼らの力をフル活用して子育てをしているのですが、
その結果、「こんなに良いことが!!」と思えたことは以下のとおりです。
 

息子@小2にとってのメリット


①人生のお手本が増えた
・素敵な大人:私の職場の後輩、通称「エース」
・効能:素敵な大人の幼き日を想像し、レジリエンスを発揮

 私の職場の優秀な後輩君(通称「エース」)は、小学生の頃、教室の片隅で本ばかり読んでいる子で、同級生たちの会話がとても幼稚に思えてつまらなかったそう。自分と同じ興味を持つ友達がたくさんできたのは大学時代からで、そこからの人生は非常に楽しくなった、と。
 なぜ彼がそんな話をしてくれたかというと、エースは息子の姿に、幼き頃の自分と重なるものを感じたようで。

 ある日のこと。息子が、同級生からしょーもないちょっかい(小学生男子あるある。膝カックンとか)を出されたことを憤りながら帰宅したので、息子に、こう伝えました。

「ママの職場に、『エース』いるじゃん?エースも昔、友達のやることが幼く思えて、つまらなかったんだってさ。同じだね。でも、大学に入ったら、すごく楽しくなったんだって!」

 当時、息子は、「ふーん」と聞き流しているだけでしたが。
 数日後。またしても「今日も嫌な思いをした」と怒りながら帰ってきた息子が、晩ごはんを食べながら、

「きっと、エースも小学生のとき、同じ気持ちだったんだろうね」

と、つぶやいているではないですか。
 エース、息子のこころを上向きにしてくれてありがとう・・・!
 

②  興味の幅を広げたり深堀りしたりできる
・素敵な大人:私の友達&職場の同僚たち
・効能:息子の興味の幅が「狭く深く」から「広く深く」にバージョンアップ

 息子よりも少しだけ人生経験の長い大人たち。大人の数だけ得意分野があると言っても過言ではありません。現在、息子の身の回りには、昆虫、飛行機、宇宙、城など、さまざまな分野で共に語れる大人たちがいます。
 息子はそんな大人たちと語らい、薫陶を受けることで、より一層自分の世界を広げ、どんどん知識を深堀りしていきます。例えば最近、興味の幅が旅客機から戦闘機に拡大しました。
 私たち親の力だけでは、間違いなく、見せてあげられなかった世界。息子の世界の扉を一緒に開けてくれた大人たちに感謝です。
 

私にとってのメリット

①安心して息子を任せられる人が増える
・素敵な大人:親族&友達&職場の同僚など、周りのすべての人たち
・効能:私の心の余裕ができて、世界のすべてに優しくなれる

 例えば残業中。どうしてもお迎えが間に合わないときには一旦息子を学童に迎えに行き、その後職場に連れて行くことも。そして私が残業中に打合せをすることになると、同僚が、さりげなく息子に話しかけて面倒を見てくれることがよくあります・・・(涙)!これは本当にありがたいし助かります。
 例えば旅行時。家族ぐるみで仲の良い一家との旅行に夫が参加できなかった時は、友達一家の御主人に「お風呂のときは息子よろしくー」とお願い。息子の友達は女の子なので男湯には入らず、結果、息子は友達のパパと2人で入浴。息子曰はく、入浴タイム、すごーく楽しかったらしい。
 
②息子の体調不良時もみんな優しい
・素敵な大人:職場の同僚たち
・効能:母子が心身ともに救われる

 例えば息子が発熱し、私が会社を休まないといけなくなったとき。息子は、今の職場では「〇〇くん」として「顔が見える存在」になっているため、同僚が「〇〇くん大丈夫ですか?」と気にかけてくれます。
息子の存在が「実体」として認識できているためか、みんなとっても優しい・・・(涙 職場の同僚が良い人たちという、環境に助けられている部分もありますが)。
 息子の体調不良で休むことへの肩身の狭さや申し訳なさを、同僚の一言がどれだけ和らげてくれたことか。
 
③ これからの反抗期、「親以外の大人」の言うことなら聞いてくれそう
・素敵な大人:親族&友達&職場の同僚など、周りのすべての人たち
・効能:やがて来る反抗期を健やかに乗り切れる(と、いいな)

 息子小2。今はまだ反抗期の扉を開けてはいませんが、同い年の男の子ママからは「最近、あんまり私の言うこと聞かなくなってきた・・・」という、成長に対する喜びと嘆きの声をちらほら聞くようになりました。
 うちもそろそろ・・・と覚悟しながら周りを観察してみると、ちょっとした法則が見えてきた。それは、

反抗期の子供たち、親の言うことは聞かなくても、親以外の大人の言うことはわりとすんなり聞いている

 ということ・・・!
 これから到来するであろう反抗期、周りの善良な大人の力に頼りまくって、心を強く持ちたい!!

そして思ったこと

「信頼できる大人」が周りに増えれば増えるほど、親子で、心身ともに健やかな生活を送れるようになった ということ。
人の手を借りるって大事。8年前、息子を出産してからの退院後すぐに産後ノイローゼになりかけて、緊急搬送されかかった身としては、「自分の限度を超えて抱え込まないって、ホントに大事・・・。」ってしみじみ思います。
私の周りの「信頼できる大人」たち、これからも、是非よろしくお願いします!

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