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『めんどくさい』はなぜ私を不快にさせるのか


昨晩、長男と寝室に入ったとき
(長男は絶対に「お母さんと一緒に寝る」と言う。ごくたまに、一年に一度くらい、すごいお父さんスキスキな日があって、お父さんと寝ると言ったこともあったが、今はもうない。私にしこたま怒られた時などは一人で寝るときもある。)

「おふとん自分でかけるのめんどくさいからお母さんやって!」
と言われた。

めんどくさい???
しかもめんどくさいからやって???

不快。

なぜ私がやらねばならぬのだ。めんどくさいからって人にやらすのか。そもそもめんどくさいって。4歳児が使う言葉なのか。やりたくないとかうまくできないとか、そんな言葉ならわかるけど。めんどくさいって。
幼稚園ではほんとにいろんな言葉を覚えてくる。意味不明な言葉から、よくない言葉まで。
めんどくさいはどこで覚えたんだろう。ちゃんと意味わかって使ってるのかな。

それで、めんどくさいなんて言葉、安易に使ってほしくなかったから、めんどくさいという言葉がもたらす影響となぜ使ってほしくないのかということを説明しようとした。

けれど、めんどくさいってどういう意味なのか、めんどくさいという言葉がなぜ不快をもたらすのか、なぜ使ってほしくないのか、…説明できなかったのだ。

おそらく、本当にめんどくさいなと思ったのではなく、やってほしい、ということだったのだろう。特に深い意味もなく口走ったんだと思う。だからこそ、それの何がよくなかったのか、どう言えば良いのか、ちゃんと伝えなきゃと思ったけれど、説明ができなかった。


親の語彙力と口癖と無意識の思考が常に試されてる。
親の品格を試されてる。
品格のない私は、自分の品格のなさを見せつけられて、日々情けなく諦めの感を抱くのである。


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