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子宮の冷えと生理痛を自力で治すためには

先日、Instagramの方に「女性の冷え」と「生理痛」について投稿したのですが、そこには載せきれないことがたくさんあったので、こっちにまとめてみようと思い、書いています。

・生理痛がひどくて起き上がれない
・痛み止めを常用している
・手足の先がいつも冷たい
・体が浮腫みやすい

など、生理や冷えについて少しでも悩んだことがある方
気にしたことないけどそういえば・・・
という方、ぜひ読んでみてくださいね!


そもそも生理って何?

これについては、ほとんどの女性が深く考えたことがないテーマだと思います。
でも、女性として生まれたからこそしっかりと理解しておくことで
自分や娘を大切にすることができると思います。
是非読んでみてくださいね。

そもそも生理とは・・・
不要になった子宮内膜を、経血と一緒に外に排泄する機能です。

どういうことかというと、
女性の体は、月に一度排卵が起こります。
それに合わせて、子宮の内側にある膜(子宮内膜)を分厚くして、受精卵が着床しやすい環境に整えているのですが、ここで受精しなかった場合はこの子宮内膜が不要になります。

そうすると、この膜が剥がれて外に出ていきます。これが生理です。

参照:心斎橋駅前婦人科クリニック

生理痛はなぜ起こる?

もはや、生理痛は経験したことがないという方の方が少ないのではないでしょうか。
実際に私も生理が始まった頃からずっと、生理痛には悩まされてきました。

生理痛が起こる原因は様々あると言われていますが、
私が考える理由としては、

・子宮の冷え
・体の炎症反応が強い(動物性の摂りすぎ)

この二つについて、解説していきます。

①子宮の冷えとは

まずは、子宮の冷えについて。
子宮が冷えているとはどういうことかというと、
栄養がしっかりと行き届いていない状態を言います。

偏った食生活を送っていたり、無理なダイエットで食事制限などをしていませんか?

現代で食べ物がなくて栄養不足になるということはまずあり得ないのですが、ここで言う栄養不足とは

カロリーは十分に足りているのに、生命活動に必要な微量栄養素が足りてない状態

を言います。
※微量栄養素とは・・・体の生理学的機能を維持する為に必要なビタミンやミネラルのこと

外食やジャンクフードを食べる頻度が多かったり、
アルコールやカフェインを毎日のように飲んでいたりすると、
栄養不足は起こりやすいです。


栄養不足だと子宮が冷える理由

なぜ、栄養不足が子宮の冷えを招くのかというと、
栄養が足りなくなると、まず子宮の活動を制限するからです。


理由は、子宮以外に生命活動に必要な臓器がたくさんあるので、
栄養素はそっちを優先します。そうすると、子宮は蔑ろにされてしまうんですね。


特に女性に必要な栄養素は、鉄とたんぱく質
毎月の生理で鉄は失われますし、たんぱく質は鉄の材料にもなります。
女性は、ぜひこの二つを意識的に摂ってください。
(栄養素については、また別記事でまとめますね!)


生理不順がある女性こそ栄養不足ですし、栄養不足だから生理不順にもなる
と言えます。


②体の炎症反応が強い

そしてもう一つが、炎症について。
生理痛や、アレルギーなどは体の炎症反応がある状態です。
この炎症は、小さいものから大きいものまであって、私たちの体内では常に小さい炎症というのは起きてます。

これを自己治癒力で抑えながら生きていますが、大きくなりすぎると炎症として体に出てきてしまいます。

生理痛も同じで、痛みがあるということは炎症が起きた状態なんですよね。
食べ物で言うと、動物性食品(特に乳製品)や、砂糖は炎症反応を強めてしまうので、摂りすぎには注意です。

生理痛を自力で治す為の栄養療法

生理痛を栄養療法で治すには、以下のことを試してみてください。

①鉄とたんぱく質をしっかりと摂る
前述しましたが、鉄を補うだけでは意味がなくて、たんぱく質、ビタミンB郡、亜鉛、マグネシウムなど様々な栄養素が必要です。
中でも、たんぱく質は筋肉を作る材料になっていますので、しっかりと強化しておきたいです。(子宮も筋肉)

鉄:大豆ミート、レンズ豆、キヌア、小松菜、大根の葉、ごま、煮干し、ひじき、レバーなど
たんぱく質:
大豆ミート、高野豆腐、ヘンプシード、海苔、鶏肉、鮭、卵など

※含有量としては、動物性食品の方が優秀ですが先述したように炎症作用があるので、なるべく植物性多めに食べて欲しいとの思いで、あえて動物は後ろに書きました。

②乳製品、砂糖をやめる
前述したように、体の炎症を強めるのでまずは1ヶ月やめてみることです。
代替品として、植物性のミルク、メープルシロップ、甘酒などを使ってみてください。

③マグネシウムを摂る
砂糖を摂りすぎると、マグネシウムが不足します。
マグネシウムは、筋肉を柔らかくする働きがあるので、生理痛が緩和されます。液体マグネシウムやオイルを取り入れてみましょう。


さて、ここまで読んでみて、あなたの現状はいかがでしたか?
栄養素、ちゃんと摂れてますか?
子宮の冷え、栄養不足、生理不順、、
どこかが崩れると全てが不調になります。
女性は生理をよくすることが、毎日を生き生きと過ごす為のスタート地点になります。
まずは、自分の体としっかりと向き合い、
一つずつ解決していきましょうね!


最後まで読んでいただき、有難う御座いました☺︎

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