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普通のおじさんが税理士目指して25年もかかっちゃった件#17

5月1日に伝達式が終了し、税理士証票をいただきました。いよいよスタートです!!
生活が変化して休みの定義がなくなりました。お客さんから問い合わせにはなるべく早く対応したいので「土日」の感覚がなくなりました。寝る前にメールチェックをするのですが、何かしら問い合わせメールが届いていると返信してから就寝しているので休んでいるようないないような・・・。
また、今後は請求書の送付等、担当部署がしてくれていたことも自分でやらなきゃいけないのでうまく時間が使えていないですね。
ダラダラしちゃうので朝は今までより30分だけ遅く起きてチョコザップに行くようにしています。ここで1日の組み立てしながら汗を流して9時頃から仕事してます。


スタートにあたり

開業まで出費は50万~60万円位に抑えたいな、と思っていましたがちょっと頭出ましたね。それでもパソコンのデュアルモニター用に1台モニターを買ったのですが中古です。他にも必要なものは極力中古を買いました。ただ壊れると面倒なものは新品を購入しました。具体的にはパソコンとプリンターです。パソコンは勤め先で余剰購入したパソコンを捨てる、というのでラッキーなことにタダでいただくことができました。これにSSDへの換装とメモリーの増設をして快適に使えています。あとは郵便受けがカギがかからない古いものでしたので新調しました。コンクリート壁に埋め込まれているタイプだったので工賃含めちょっと掛かってしまいましたが情報保護のため致し方ありません。その他書庫などもネット通販を利用したりして出費を抑えることができました。いろんな情報がすぐゲットできるので良い時代です。名刺も昔は町に名刺屋さんありましたよね。結構良い値段だったと思いますが今ではネットで2,000円しませんでした(それなりに見栄えの良いもを選んでも)。それでもどうしても発生してしまう支払、具体的にはネットに上がっているとおり登録免許税、申請手数料、税理士会入会金、税理士会と支部会費があります。現金払いなので結構痛いですね。会費はネット情報で年払いかと思っていたのですが都度月払いでも良いとの事でしたので余裕もないので月払いにしました。

事務所の現状

ありがたいことに開業と同時に以前のお客様が数社ついてきてくれました。ですので全くゼロからのスタートではありませんでした。いろんな方のHPを拝見しましたが中にはゼロからのスタートで必死だったと書いている方もいらっしゃるので「わたし」は恵まれています。
事業用口座を近くの信用金庫で作成した際、さっそく1社ご紹介いただけまして本当にありがたいです。そんなこともありサラリーマン時代に比べて収入は2割減位で何とか踏みとどまれそうです。ここでの気持ちの余裕があるのとないのとでは雲泥の差があると思います。
勉強も兼ねてお金を借りてみようと考えていますが当面の事業運転資金しか借りることができません(当然ですよね)ので職種柄(仕入れや大型設備投資がない)、そんな大きくは借りることができないです。事業計画書を作成中なのですが100万円前後といったところでしょうか。「わたし」は今回合格していると思っていなかったので正直言うともう少し体力つけてから独立したかった。手元余剰資金で200万円位あると気持ちに余裕が持てると思います。「わたし」、130万円位しか貯められませんでした。

会計ソフト

会計事務所の多くは弥生会計と達人シリーズの組み合わせが多いのでないでしょうか。後はNTTデータの財務シリーズだったかな?なんてのもありました。
いろんな会計システムを経験していると転職に有利かと思います。結構ソフトの使い方をレクチャーするのって時間取られるんですよね。また、「わたし」はこの弥生と達人の組み合わせが本当好きになれません。何が面倒って会計情報(データ)と申告情報(データ)が分断してるって手間だし信用できないんです。端数処理の問題だと思いますが弥生会計で作成した消費税申告書と達人で作成した申告書、データ連動すると100円税額がズレたりすることが稀ですがありました。アップデートに対応できていなかったりとかホント面倒。
「わたし」はミロク情報サービスのACELINKを選択しました。長く勤めた事務所がACELINKだったのとすべてがACELINKで完結するので会計を固めれば消費税の申告書はポチるだけ、余計なこと考えないで済みます。それに会計事務所向けなので仕訳入力がしやすい!弥生会計にも良さがあるのですがやはり仕訳入力はACELINKの方が一歩進んでいるかな。あと、何と言っても弥生会計のサポートが昼休みとるんです。しかも1時間半、しかも中々繋がらない。ACELINKは専用サポート電話があるので安心です。
よくミロク情報サービスとJDLは高いから、と敬遠されます。でも顧客獲得の為にいろんなサービスを展開していて「わたし」も2年間は毎月10,000円のサブスク料金でACELINKのオプション含めほぼすべてのメニューが利用できます(ただし登録できるクライアントは20社まで。これを超えると利用料が20,000円に上がる)。少なくとも2年間は弥生会計と達人の組み合わせより安く使えます。その後はACELINKの方が年間経費は高くなりますが思ったほどの差にはなりません。だったらずっと使うものですから使いやすいものを使いたいです。ちなみに「わたし」、事務所探す基準はどのソフトを使用しているか?でした。ただ、首都圏(都内)のACELINKシェアは低く、営業の方の話によると1割位らしいですね。「わたし」の感触だと6割以上弥生会計かな。Freeeも大分増えてますね。
転職する時はFreeeが使える人、さらにほかのソフト(弥生会計)にインポートして使っていた人は有利かと思います。

あとがき

事務所スタートまでの話や登録の話など投稿したいのですがあまりにコアすぎるかなと。実際「わたし」は登録までの流れや注意点はいろいろ調べましたがこれって登録する人にしか必要ない話ですよね。ネタ的には良いかもしれませんが「有益な」情報かと言われると・・・。
話は飛んで全然関係ありませんが理論暗記です。皆さん「お名前は?」と聞かれるとすぐ答えられますよね。何故か?それは生まれてから今まで何度となく聞かれるからですよね。奥さんと子供はスマップの大ファンでコンサート行ったり、ライブビデオ見たりしてました。スマップの皆さん2時間以上のコンサートでも歌詞カード見ながら歌ったりしませんよね。何故か?それまで何度も練習して、いろんな場所で歌ってきたからですよね。
理論暗記も同じです。何度も念仏のように唱えるから憶えられるんです。自分の名前憶えるの嫌になったりしませんでしたよね?そりゃ名前は短いから、と言われるかもしれませんが、ではお父さんやお母さん、兄弟の名前や生年月日、「わたし」の年代の人は彼女や良くかける友達の電話番号とか結構憶えてましたよね?彼女の電話番号なんか指が憶えていて勝手に動いていましたよね?
理論もそんなもんですよ。そうでも思わないとやってられませんが暗記できない、という人は触れる回数が少ないからです。毎日1行でも良いのでまずは「触れる」ことにしましょう。他人に説明するように暗記するのも効果的ですね。相続税でいうと小規模宅地等の特例の特定居住用宅地等の要件なんかは相続人に説明しなくてはいけませんよね。こうこうこうだから今回は適用できます(又はできません)、とか。そのためにも暗記しているとスラスラ説明できます。
辛いと思いますがそうなんだ~、と前向きに考えて暗記頑張ってください!!ちょうど実判期ですかね。みんな!頑張ってください!!それでは。

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