見出し画像

普通のおじさんが税理士試験合格目指して25年もかかっちゃった件-8回ー

来週で確定申告期限も終了です。まだまだこれからが勝負!(って本当は良くないんですけど。見直せないから)
色々書きたいことばかりでうまく整理できていないのですが今日は仕事を知らない、ということ。でずっとモヤモヤしていることを書きます。


鼻毛おやじ

ディズニーランド時代の話です。パークの中にいる人の数のことをインパーク数と言い、来場トータル人数(既に帰ってしまった人もいるので)のことをアテンダンストータル人数と言いますが、インパークが4万人を超えてくるとピークという感覚です。脱線しますが中で働いたことのある人に混んでいるか聞いても当てになりません。常に4万人から5万人のインパーク数に慣れていると3万人くらいだと空いてる、となります。ですがあまり来園したことがない人からすると十分混んでますし、人気アトラクションばかり狙っていると常に人が多い場所にいますので余計に混んでいるように感じます。
インパーク数が6万人あたりになってくると働いていてもかなり混雑してます。お昼どきの食堂施設などはまさしく大混雑です。購入待ちのゲストの列が伸び放題になるのでコントロール(ゲストコントロール、通称ゲスコン)が重要になってきます。
ディズニーランドの運営は様々な部署に分かれています。「わたし」はカストーディアル課に所属していて、その中でもバッシングと呼ばれるファーストフード店の食事のおかたずけを担当していました。ゲスコンは店舗を運営している食堂部産の管轄です。ゲスコンをお願いしたくて店舗の責任者にお願いに行くのですが偉そうなスーツ着たおやじが鼻の下に指当てながら(おまえ!鼻毛抜いているのか!?)「人がいないんだよね~。」なんて呑気なこと言っていやがる。←おまえがいるだろがッ!!と。現場を知らない上役ってホント不要!!と思いましたし、今でも思っています。今何が必要で何がいらないか、この判断ってその仕事をどれだけ知っているかだと思うのです。今の日本ってこういった現場の作業は誰でもできるから時給の安い人、いつでも切り捨てられる人と決めつけられた人に押し付けていかに効率よく儲けるかだけに頭がいっている気がします。でもこの部分を知らないで物事進めるから裏金もらうやつとか過労死を繰り返す会社なんかがなくならないのではないかな、と思ってしまいます。

税務署も大変

「わたし」は長く務めた事務所を訳あって辞めた後どうしようかと。せっかくの機会だからと税務署で確定申告作業補助の短期アルバイトしたんです。税務署の職員さんって一般的なイメージだとお堅くて怖い、できれば関わりたくないなんて思っているかもしれませんが確定申告の時期は本当に大変そうで、皆さん印刷室(と呼ばれる納付書や書類をまとめて印刷するスペースがありました)でサンドイッチやおにぎりをムシャムシャほうばったかと思ったらもう仕事に戻って行ってました。頭が下がります。公務員だからきちんと休憩取っても大丈夫だろうと思うのですが皆さん仕事を優先して頑張ってました。(ちなみに税務署では納税者のことをお客様と呼んでましたね。)
面接にA税務署に行った際、面接担当官より「ところでほかの税務署の募集にも応募されていますか?」と聞かれ、昭和人間の「わたし」は「えっ!そんなことして良いんですか?」と聞き返してしまいました。担当官の話ではB税務署やC税務署の方が立地と時給が良いのでみんなそちらに取られてしまう「わたし」さんは会計事務所での経験もあるので是非ともこのA税務署でお願いしたいとのこと。税務署同士でアルバイトの取り合いがあるなんて知らなかったし現場は限られた予算や人員の中で何とかしようと頑張っている、これには公官庁や民間の違いはないんですね。未だに税務署へ連絡するときはちょっと恐縮してしまいます。

何が正義かは時代が決める

ディズニーランドの5周年から7周年の頃に重要視されていたのはいかにゲストに満足してもらうかで、そのためには少々お金がかかっても構わない、行け行けドンドン(極論ですよ)だったように思います。すべてのゲストがVIPの名のもとにオープンと同時に開いていない施設やアトラクションがあるのはいかがなものかということで不人気アトラクションもオープンと同時にスタートさせたり。「わたし」は準備に時間がかかるアトラクションにいたので物凄い朝が早くて・・・。でも、開園して30分近くゲストの利用が無くて・・・。チケットブースを自販機にしたら?なんて言おうものなら「お前はディズニーフィロソフィーの何たるかを理解していない!」なんて言われたりして。でも今ではどうでしょう。チケットブースもなくなったしレストランもいつ開いているの?と思っちゃうほど開店時間が短い店舗があったり、わざとじゃないかと思うほど予想来園者数を低く見積もって当日の人員が全く足りていなかったり・・・。退職してしまてってだいぶ経ちますが現場の事わかってやっているのかな?と心配になります。明らかにキャストの数、減りすぎなほど減ってますよね。でも今ではそれが会社の方針で正義なのです。間違っているいないではなくその時代時代で正義って決まっていくのですね。

給料の搾取について

前回給料の搾取の話をしました。ちょっと具体例です。1クライアントの平均報酬が決算料含めて40万円だとします。30社で1,200万円、前回の話とおり3割が自分だとすると400万円の年収です。30社というと月2~3件の決算があり、実際には5月などは5社くらいの決算数になるのではないかと思います。全て自分だけで完結(パートさんや外注先へ入力依頼をしない)しているとすると「わたし」の感覚は20社から22社くらいで限界です。(え?甘ちゃん?)通常作業のほかにクライアントさんからの問い合わせや質問、イレギュラーの届出書提出、新人さんの面倒など見ていると定時に帰るのは難しいですね正直「わたし」だったら30社はきちきです。くれぐれも言いますが全て自分のみでこなす、とですよ。ですが「わたし」はあまり入力を人任せにすることを良しと思っていません。慣れてくれば他の人にお願いしても良いのですが今の事務所でも最初から外注さんに入力をお願いしたり・・・。そうするとその会社の特徴って見えてこない気がします。慣れの問題かな~?。うん、いいや。「わたし」はそう信じてます。だから自分が独立して人を雇い「搾取する側」の人間になった時はバランスをとっていきたい。でも実際色々仮定してみるとそう上手くいかなそうだったり。そんなことも書いていきたいな。もうじき3,000文字なのでこの辺で。

あとがき

今回はディズニーでの昔ばなしを交えて書きました。ディズニーも結構ディープな、当時働いていた人が思わず笑っちゃうこと、たくさんあるのですがどこまで投稿して許されるのか不安でして・・・。
また投稿します。最後までまとまらないお話に付き合ってもらって申し訳ありません。今から中古で買ったmacbookの修理に行ってきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?