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人生彷徨

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私は茨城県高萩市にかつてあった炭鉱町で生まれ育ち、中学生までをそこで過ごしました。炭鉱町の大人のオトコ達はお酒が大好きで喧嘩が絶えず、長屋の屋外にダイコンを干す母親であるオンナ達… もっと読む
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記事一覧

セミファイナル

昨日の秩父宮ラグビー場のセミファイナルは、 選手の本気度の伝わるなかなかの熱戦に、1万5千…

ふと、水戸の薫りが恋しくなった日は…

自宅から地下鉄に揺られて、ウトウトとする間もなく到着する水道橋駅。そこから徒歩数分にある…

ありがとうベッカーズ

池袋に立ち寄ると、ひと息つくのに丁度いい場所にあったベッカーズ。 一時間でも、場合によっ…

「生々流転」織音寿し

いいお店には何度でも足を運びたくなる東京の街。 ”オリオンのオイル寿し”の味が忘れがたく…

チョコとバナナのロティ by mango tree cafe 上野

上野駅のアトレ2階にあるマンゴツリーカフェ。レトロなインテリアが郷愁を誘う。 この駅は故…

そこはモノクロームの小宇宙「熊谷雲炎 個展」

工事中の渋谷駅の喧騒を抜けて、”ヒカリエ”のビルの中に足を踏み入れると、新春の華やかな人…

「アンプレアブル」姉が逝った日。

夢を見ました。 田舎の瀟洒なレストランで、客席から不意に私の兄が顔を出しました。 私は、その突然さに驚いて、兄の名を呼ぶと、兄は、随分前に亡くなった私の姉もいるよ!!と微笑んで、居場所を示しました。そこには、生前の姿そのままの姉が、私を優しく見つめて立っていました。 私は感動のあまり、両の腕を広げて抱きしめようとしましたが、何故かその時、自分が汗だらけなのに気づき、一瞬、着替えなければと思い直すと、そこで、スッと目が覚めました。 ・・・・・ '97年12月6日の午前

板橋ウォーキング大会

晴天に背中を押され、ラガーマン時代の古傷の膝の痛さを我慢しつつも参加した「第8回の板橋ウ…

黄泉の国の時刻表

息子は、幼い頃からたびたび東京のおじいちゃん、おばあちゃんにあずかってもらう機会がありま…

TRY トライ 1983/07/30

長男は、昭和58年の今日、東京・板橋区の婦人科医院で産まれました。 誕生予定は、8月20日だ…

本田宗一郎も愛した「鰻家」

その日は、生憎のどしゃ降り。店の扉を開け傘を閉じると、雨の雫石が首筋を伝わって洋服の中ま…

待ち待ちて ことし咲きけり 桃の花 白と聞きつつ 花は紅なり

『桜が散って、このように葉桜のころになれば、私は、きっと思い出します。』から始まるこの美…

有料粗大ごみ処理券

粗大ごみは、事前に「粗大ごみ受付センター」へ収集希望日と点数(一回に10点まで)を申し込みま…

LEXUS MEETS ...THE SPINDLE

ランチからディナーまで、様々な シーンを楽しめる居心地の良い空間と共に、 テイクアウトも含めたバリエーション豊かな メニューを提供しています。 という謳い文句が嘘に感じられない、居心地の良いゆったりとした空間とリーズナブルな料金体系。そして、その料理のコストパフォーマンス。 何より、カウンター前でオーダーしたメニューを待つ間に、少し離れたオープンキッチンで作られるサンドイッチに野菜がサンドされ、紙に包まれ、包丁が入るところまでを見ていられるショースタイルに、ちょっと感動し