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表舞台へ立つ私。

5年ぶりと言っても過言ではない。
私は久しぶりに役者として表舞台へ立った。

16歳から演劇世界へ飛び込み、20代後半まで趣味で作品創りをしてきた。

好きをモットーに表現活動。

役者になりたい!から芝居を始めた!ではなく、「劇場という場所で作品を作りたい。」という気持ちが強かった。

自分が好きな作品や題材など、とにかく好きを全力で詰め込んだことを色んな人と一緒に12年ぐらいとことんやり尽くした。

30になり、娘が生まれ、月日が怒涛のように流れた。もう目まぐるしく、あの頃の自分とはかけ離れた存在になっていた。
孤独であった。と言ってもおかしくない。

ー物語の主人公は終わった。
これからは娘のために生きるんだー

というような感情が巡っていた。
文章打つだけでもなんだかこしょばゆい言葉だ。

自分はもう舞台作品は作れないんだなーっと思いながら生活していました。
そして、2023年上半期は身内の不幸とか色々重なって肉体的にも、精神的にも安定してなかった。趣味が無になる感覚。
仕事人間。
息をするだけ。

そんな時、気になっていた団体さんのWS情報が目に入った!!!

自分の表現活動の大元は「2次創作」だったので、衝撃が走った!!!(全ての媒体でこの気持ちを表現するのは難しいが)
あ、私舞台作品創りたいわ。って。

夫にお願いして、wsへ行かせてもらい、公演参加したい欲が強くなり、団体さんや家族のおかげで舞台公演参加できるようになった。

久々に大人数での作品創りだったので、何かと緊張したし、自分台詞覚えるの苦手だったので、台詞の量とかかなり心配だった。

今回は役者として表舞台に立ちました!!!
自分の団体以外での役者参加初めてなんですわ。
客演で朗読劇は2回参加していますが、それ以外で「台本手放して台詞を言う」ということが初めてでした。

当たり前のことなんだけども、2018年頃まで恐怖でした。おい!って話なんだけどもね(笑)
そんなこともあって、じぶん役者じゃないです。って言ってた。(これも怒られる)

月日も流れれば、その感覚(恐怖)も忘れているだろう!よし、自分は出来るやつだ!だって歌詞も過去の自分よりも沢山覚えられるようになったもん!っという自信が出て、無事恐怖に打ち勝てました。

演じた役に関しては、
女子高校生の宮比ちゃんとヘタイラのカッサンドラ。早着替えがんばった儀仗隊の3役でした。

宮比ちゃんとカッサンドラ。
2人とも正反対の性格。
けども、友人に対して栞&セローナを思う気持ちは一緒だと思いつつ演じました。
正直この年で女子高校生はもう出来ないぞ!な勢。演出側から「若く!可愛く!お願いします!」と言われ続け、めちゃんこ頑張った。
本家にもいる登場人物でもあるので、そこは大事にしたいから、相方ちゃんのご協力の元、色々と研究しました。
カッサンドラに関しては、仲間思いのお姉ちゃん(セローナ好き好き)になりました。
演じやすかった。
劇中終盤のカッサンドラは宮比ちゃん演じるカッサンドラなので、終始キャッキャしてます。
宮比ちゃんは、果たして無事カッサンドラを演じることが出来たのでしょうか!?すごく気になりますね。あの続きやってみたいです(笑)

劇中、人の名前を言うことが多々あって、名前覚える&言うのって難しい!って改めて実感した(笑)あと、「話の流れを切り替える」「説明台詞」も勉強になったな。

めちゃんこ舞台上で掛け合いしたかった!って勝手ながら思っている仲間が数名いまして(えへへ)作品上舞台上で絡めないので、舞台裏での会話で我慢しました。

今後自分が役者またやりたーい!って思える。
そしてその機会がまた来ることを願います。
(今回嬉しいことに満腹)

これが最後!っとは言わないけれども、そうなることもあるから!!!ね!!!
ってことで、今回公演来てくださった皆様、配信見てくれた皆様、応援してくださった皆様、家族のみんな、カンパニーの皆様、本当にありがとうございました。

劇団サンホラーズ様
https://gekidanshr.wixsite.com/gshweb

第五回公演Transient HorizonsⅤ
配信は12/14(木) 23:30まで視聴可能
5台カメラ豪華配信!
配信チケット:teket.jp/3227/27320

後程衣装の話をしようとおもってる。

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