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Joe 「嫌われたかも」「私がいけないんだ」「なにかと不安になる」 “落ち込みやすい自分”が劇的に変わる本

・本書は、モラハラ対策カウンセラーで、約30000人のクライアントを見てきた著者が、他人から自分の心に踏み込まれなくなる実践メソッドを紹介した1冊。

・落ち込みやすいか、そうでないかの違いは、「自分の小さな世界を持っているかどうか」で変わっていく。自分の小さな世界」を持っている=「自分の心を拠り所にして生きられる」ということ。それがあることで、他人から嫌なことを言われたときや、周りで嫌なことが起こったとき、その瞬間は嫌な気分になったとしても、「自分の小さな世界」という安全基地に戻れば、「いや、自分はそんなにダメではない。自分は自分で大丈夫じゃないか」と安心感を取り戻せる。逆に「自分の小さな世界」を持たない人は、つねに自分以外の誰かが作った指標(常識や他人の目など)に委ねるしかなくなり、「自分の外にあるもの」に振り回されることになって、いつも傷つき、疲れ果ててしまう。

・「自分の小さな世界」を作るステップは、
①戦略的に小さく生きる
②依存を広げる
③「時間を味方につける生き方」をする
の3つ。

「戦略的に小さく生きる」の内容の一部
・他人に振り回されやすい人、落ち込みやすいと感じる人は、自分の許容範囲を超えて、むやみに広い世界で生きすぎていると著者は思う。まずは、自分が生きる世界を、自分が得意な範囲か自分で管理できる範囲、または、能力の範囲内の、小さな小さな範囲に絞って、その「自分の小さな世界」を丁寧に整えることに意識を向けてみること。そうすると、自分の心が安定して、その後の人生がとても快適に感じられる。つまり、あなたの人生をあなたの身の丈に合ったサイズまで「小さく」するのだ。「自分でコントロール可能な状態をつくること」が生きやすさにつながる。

・自分の生活に窮屈を感じる人は、まずは生活の輪の中を見て、「自分にとって不快なもの」がなんなのかを特定すること。そして、それが物理的に、今すぐ捨てても差し支えないような、取るに足らないものであれば、さっさと切り捨てて、自分の生活の外に出してしまうこと。そうすると、あなたの人生はまた1つ片づき、身軽になるはず。
※「戦略的に小さく生きる」「依存を広げる」「時間を味方につける生き方」の詳細は本書をご覧ください。

・本書では、先に紹介した「これ以上、自分を責めないために知っておくこと」の他に、「何があっても、振り回されない自分になるための28の習慣(「子供は20年レンタルで」・「いちいち人に尽くさない」など)、「安定した自分になれる40-80ルール」など、自分の生きづらさや不安の解消になる内容が紹介されている。

読むだけで本当に自分の心がラクになります。さらに実践すれば生きづらさがなくなること間違いなしの1冊です!

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