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16日目 岐阜県民のソウルフード「鶏ちゃん」はキャベツを救う


本日の献立

【朝】
白米玄米、玉ねぎとわかめの味噌汁
【夜】
鶏ちゃん、かぼちゃとクリームチーズのサラダ、きゅうりちくわゆで卵の和風マヨ醤油サラダ、豆腐と玉ねぎのめんつゆ煮


キャベツの使い道に困ったら「鶏ちゃん」

キャベツって、つくづく消費に困る野菜だなと思う。

家の近くのスーパーで売られているキャベツは最小単位が1/2玉。
2人暮らしで難なく消費できる量ではない。

しかもカットされ断面が覗いている分、傷むのも早い。
芯を取り除いて云々とかいう保存方法もあるらしいが、その一手が億劫に感じる日もある(国宝級のズボラさ)。

そんな時、いつも作る岐阜の郷土料理がある。

食卓の救世主・鶏(けい)ちゃん!!!

地域や家庭によって味付けはさまざまだが、鶏肉と野菜に特製のたれを絡めて炒めたものが「鶏ちゃん」。(中略)鶏肉とキャベツやもやし、季節の野菜に特製のたれを絡め、鉄板やジンギスカン鍋などで焼きながら食べる。

農林水産省「鶏ちゃん 岐阜県|うちの郷土料理」2023年10月21日閲覧


キャベツだけにざっくりいうと(?)、味噌や醤油などさまざまな味のたれに漬け込まれた鶏肉をキャベツなどと炒めるだけの簡単で美味しい一品。

地元の主婦さん方はきっと一から鶏肉を漬けて作るのだろうが、私がそれをやるとただのフツーの「鶏肉とキャベツの炒め物」になりそうなので、いつもスーパーで鶏ちゃん専用に漬けてある肉を買ってくる。


調理方法は簡単。
フライパンに油を引かずに、漬けた鶏肉を炒める。
火が通ったらキャベツや玉ねぎ、しめじを合流させてただ炒め合わせる。これで終わり。
キャベツを刻む気力さえあれば、終始思考停止でもそれっぽくできあがってくれる。

料理に時間をかけたくない虚無蔵な日もこいつに助けられている。
夫は(また鶏ちゃんか)と日々思っているかもしれないが、こっちに越してきたばかりの私がこの地の文化をもっと知りたいと言えば何も文句なかろう。
スーパーサンクス鶏ちゃん。


豆腐と玉ねぎのめんつゆ煮

今晩は先述の鶏ちゃんをメインに据え、他にサラダ類を2品作った。

しかしサラダは箸休め程度のもので、これだけでは若干心もとない。
もしも食べている途中に「足りない」となってしまったら、その場で即興で何か一品作るようなイリュージョンは私には不可能だ。
もうすぐ夫も帰宅しそう。まずい、急がねば。
何か、冷蔵庫にあるものだけで瞬殺で作れるものは…

あった!!!


玉ねぎと豆腐のめんつゆ煮である。

作り方は簡単&シンプル。
鍋に水、めんつゆ、砂糖、生姜(チューブ)を入れて熱し、くし切りした玉ねぎ、適当に切った豆腐を投入して煮る。以上!

こんなにラクして作れるのに、しっかり美味しい。
めんつゆのだしで玉ねぎが風味豊かに生まれ変わっていて最強。
そして生姜のおかげで超あったまる。これからの季節に最適なレシピを発見できてラッキーだった。

わが家の冷蔵庫には玉ねぎと豆腐が常備されている。
今後「何作ろう…」と壁にぶち当たった時、こいつは頼もしい味方になりそうだ。

こういう、簡単時短お助けレシピ的なもののストックをもっと増やしていきたい。


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