人の生き方 混沌の実践

 YouTubeに養老孟司氏と斉藤孝平氏の対談があったので見てみました。その対談で養老氏は次のような話をしていました。荘子の混沌的生き方(活気を失わず、健康的)の実践のように聞こえました。
「人は、目的・目標が先にある生き方ではなく、無目的・無目標の中で結果が先にあるという生き方をしなさい。なぜなら、人は無数・無限の自然との関係・連鎖の中の(生)物だからです。(脳化社会の特徴である人を中心にして少ない関係要因との合理性を考える)目的・目標を持つ物ではないからです。都会に住む人は、一年の中で脳化社会の都会から離れ、自然豊かな環境で暮らすことの工夫をしなさい(自然の中で生きることの体感・実感ができます)。そして、(なんの役にも立たないことでもいいので)自分が無心・熱中できるものを見つけなさい。例えば、昆虫採取・分類、囲炉裏の前での草履編み等。」
なお、養老氏は、上記の生き方は日本の全国民が緊急に実践しなければならないことだとしています。

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