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【kintone(キントーン)】サイボウズ東京オフィス見学ツアーに参加しました

こんにちは! ICDS広報担当の加藤葉子(かとうようこ)です。

2023年6月30日(金)、東京都中央区日本橋のサイボウズ東京オフィスで開催された見学ツアーに参加してきました。所要時間は約75分。ミニセミナーとオフィス案内の2部構成になっています。今回は広報担当の私が、多様な働き方にチャレンジするサイボウズさんの働く現場の様子について、写真を交えて感想などをお伝えします。

サイボウズ東京オフィス見学ツアーの詳細は、次のリンクをご参照ください。


キリンや羊などの置物が配置されたサイボウズ東京オフィスエントランスの様子です。
エントランスのサイボウ樹パーク



1.ミニセミナー

サイボウズさんの企業理念は『チームワーク溢れる社会をつくる』。前半のミニセミナーでは、主に企業理念を実現する4つのカルチャー(理想への共感・多様な個性を重視・公明正大・自立と議論)についてお話を聞きました。ここでは、セミナーの中で印象に残った言葉を2つご紹介します。

1-1.質問責任

私たちが普段耳にするのは説明責任という言葉ですが、サイボウズさんでは、この説明責任と合わせて質問責任という言葉をルールに設けているそうです。例えば、自分にとって腑に落ちないことが生じた時にその場で質問して解決しようとせず、後から「自分は最初から〇〇だと思っていた。」というような態度をとることはNGだ、ということです。サイボウズさんの自立というカルチャーは、働く人一人ひとりの覚悟と責任によって支えられてるということが良く分かった言葉でした。

1-2.想像責任

オンラインでのやりとりが活発なサイボウズさんですが、時にはチャットが加熱してしまうこともあるそうです。こうした経験を踏まえ、書き込みをする前に読む相手がどう受け止めるかを想像しようという想像責任というルールが誕生したとのことでした。サイボウズさんが掲げている『100人100通りの働き方』は、目に見えない相手を思い想像し合うことで実現できているのだ、ということを教えていただきました。


2.オフィス案内

ミニセミナーの後は、実際に働いていらっしゃるオフィススペースの案内です。東京日本橋タワー27階からの景色は格別で、窓の外に広がる青空の中に東京スカイツリーを見つけることができました。折角なので、ここでは実際にオフィスを歩き回れたから発見できたモノを3点ご紹介していきます。

サイボウズ東京オフィスからの眺めです。東京スカイツリーが見えます。
オフィスから東京スカイツリーを望む

2-1.クモ

記事冒頭の写真にある通り、サイボウズさんのエントランスに到着すると、キリンや羊の置物たちが出迎えてくれます。『サイボウ樹パーク』の名前の通り公園のような賑やかな空間は細部まで演出が行き届いていました。その中でも気になったのが、クモやカブトムシ、アリなどの虫たちです。カウンターの上に並べられた不思議な演出に思わず、クモはクラウド(雲)とかけているのか!? と深読みしてしまいました。

サイボウズ東京本社のオフィスに設置されているクモのオブジェです。
カウンターに現れたクモ


2-2.橋

『サイボウ樹パーク』の中には一本の橋がありました。一瞬、虹のように見えるこの橋ですがよく眺めると違いますよね? 見学ツアーでは、この虹っぽい橋の意味についても案内がありました。ヒントはサイボウズユーザーならきっと分かる、アレです! 気になる方は、ぜひオフィス見学ツアーに参加してみてください。

サイボウズ東京本社に設置されている虹のようなカラーの橋です。
虹っぽい橋

2-3.トカゲ

オフィススペースを移動する途中の廊下で出会ったのがトカゲの置物です。オフィスの廊下は働く人が慌ただしく行き来する所なので、小さな置物に気がつかない人も多いはず。そんな人間の事情など気にも留めずひっそりと佇むトカゲの姿は、些細なことに注意を払う時間の大切さを私たち人間に語り掛けてくれているように映りました。

サイボウズ東京本社に設置されているトカゲのオブジェです。
廊下でであったトカゲの置物


あとがき

後日教えていただいたのですが、私が参加した日は、しばらくお休みしていたリアルでの見学ツアーが再開となって初めての回だったそうです。当日は、20人近い見学者の中で私のように一人で参加したのは少数派だったように見えましたが、ふと出た素朴な質問についても丁寧に言葉を拾ってもらえたのはスタッフの皆さんの行き届いた気配りによるものだと感じました。

先日、私が感じたサイボウズさんの社風を踏まえて、当社の従業員と意見を交わしました。共通していたのは、『100人100通りの働き方』を実現する取り組みだけを真似てもサイボウズさんのようにはなれない、という認識でした。働き方改革の根底にあるのは、働く人自身の働くことへの意識なのだということを再認識することができました。広報担当としては、書くことを通して自慢できる自社の風土をより多くの人に届けられるようになれたらいいなと思いました。


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