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パートナーとの性活は円滑なコミュニケーションの副産物

『パートナーとのセッ クスが
うまくいかなくて…』

『いい雰囲気になること自体
避けられている気がする…』

こんな相談を受けたとき
日常生活の質問に多くの時間をさく。
すると『普段は問題ないんだょ!』
と空かさず遮りがはいる。

果たして相手も同じように
思ってくれているのだろうか。

もしかしたらあなたが発した
想像力を欠いた言葉たちが
知らない内に相手を傷つけたり
あなたとの関係に絶望してしまったり
していないだろうか。

あなたが『そのくらいで?』
と感じてしまうようなことの積み重ねで
パートナーとの関係は
いとも簡単に壊れていったりするもの。

■友人間トラブルについて
→ むこうも悪気はないんでしょ。許したら?

■子供の学校生活での問題を相談
→ 忙しいから後にして。

■相手からのベッドでのお誘いに
→ 疲れてるの。見たら分かるでしょ。

■話し合いの時にながらスマホ
→ 本当に会話内容届いてますか?

■連絡なしの飲み会
→ ご飯作って待ってくれてませんか?

ほんの一例ではあるけれど
こういうことの積み重ねが
相手の心を閉ざすキッカケに
なるんだと思う。

「この人にはもう期待しないや…。」と。

相手に対する関心がなくなり
次第に生理的にも無理になり
それが『触れたくない』や
『触れられたくない』に繋がってしまう。

性を語り合うイベントを開催していると
〝心を閉ざす瞬間〟が垣間見えてしまう
悲しいエピソードがたくさんあって
『話の核をきちんと汲みとろうよ』
と感じてしまうことが多い。

どっちが正しいとか
どっちが間違っているとか
一旦となりに置いといて

どうして嫌な気持ちになったのか
どうしたら解決できるのか
どういう対策をとるのがベストなのか

ここをお互いに耳と心を傾けて対話することを
大切にしてほしいと思う。

これがしっかり出来てるカップルは
互いに日常で勝ち得た信用信頼を
ベッド上でのコミュニケーションに
うまく転換できているように感じる。

信用と信頼が生みだす安心感。
その安心感を得るための
日々のコミュニケーション。

思いやりを感じるあたたかくて
かけがえのない時間。

その延長線上にしか
心身が溶けあうようなセックスは
存在しないのだ。

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