見出し画像

crazyモードからreadyモードへ!

超多忙なときには、「crazy」 モードではなく「ready」モードになるべし。緊急救命医のTEDトークは、今回も私の繁忙期を救ってくれた。ストレス過多になりがちな超多忙期における、実践的な気持ちの整え方を簡単に紹介する。

すべきことの優先順位をつける

「あれもこれも、この期間でこなすなんて不可能!」と、超多忙期にはこんな切羽詰まった思いをしないだろうか。そんなことは日常茶飯事の緊急救命医は、信号機の色にたとえ、物事を「赤(最優先事項)」「黄色(まあまあ大事)」「緑(順番後回し)」に分けて、意識を「赤」の最優先事項に向けるという。

「あれもこれも!」「あ~、大変、忙しい!」とは言わない、思わないこと。なぜならそのように思うことで、脳が体がストレスに反応し、正常な判断ができなくなったり100%の力が出せなくなるからだという。

とにかく「赤」を整理し、それに集中すること。

ついでに彼女は「黒(あきらめる)」も、時にはあるという。つまり医療の現場で言えば、手を尽くしようがない手遅れの状態のことである。日常においても「黒」はあるかもしれない。

例えば今回私の場合で言うと、「黒」はある講習を受講することだった。仕事がいくつも重なり、子どもの学校関連で決めないといけないことがある中で、前から予約していた講習に行く時間が迫っていた。仕事の合間を縫いながら外出の準備をしていると、気持ちばかり焦ってきた。そんなとき「そうだ、これこそが『黒』だ」と理解した。

確かに予約は直前キャンセルになるが、受講は延期できる、私が参加しないことで何か起きるわけではない。そう考えると、「黒」として自分のTo Doリストから一つやるべきことを削除することができた。気持ちがとても楽になったのを覚えている。

最優先事項を予期し準備する

「赤」を整理できたら、その最優先事項がスムーズに流れるように、事前に準備をする。忙しい時期は、作り置きするメニューを決める、夫に食事を作ってもらう、気持ちよく作業するスペースを確保する、他のスケジュールを調整する、等々。考えられる、ありとあらゆる準備を事前にすることで、気持ちを「ready」モード、いつでもかかって来い!という状態にする。

仕事やストレスに振り回されるのではなく、事前に何が起きるかをある程度予期する。

ストレスで甘いものを食べるなんてことがないように、甘いものは手の届くところに置いておかない!意外とこれは大事だということも分かった。

ついつい忙しいと自分に言い訳をして、これまでチョコやクッキーなど甘いものを食べていた自分に気が付いた。これも自分をコントロールできていない証なのだという。

自分ではなく相手に焦点を当てる

忙しいと頭の中は「次にこれをしてあれをして、あそこにも連絡して…」と、自分のことでいっぱいいっぱいになりがち。

でも忙しいときほど、相手のことを考えるとよいそうだ。

医者で言えば、相手の患者は今なにをしてもらいたいのだろうか、と考える。

私で言えば、お客様はどうしたら喜んでくれるだろうか、楽になってくれるだろうか、と考える。家族はどうしたら笑顔になってくれるだろうか、と考える。

そうすることでより客観的に状況を判断し行動できるという。「自分」から気持ちをそらすのである。

終わりに


以上3点、緊急救命医による超多忙期における実践的な気持ちの整え方のアドバイスである。

何よりも忙しいときに「超忙しい」と言わない!

これからも実践していきたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?