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大空とミニチュア (16日*色の日のいろいろ-イメージと統一感-)

皆さんは、飛行機に乗るあるいは送迎以外で、空港へ行かれたことはありますか。


例えば、離着陸する飛行機を見に行かれる方、いらっしゃいますよね。
私も幾度か行ったことがあります。


目的はともかく。
空港へ行くというだけで、どことなくワクワクできるように思います。

あの飛行機はどこへ行く?どこから来た?と、想像したり調べたりするのも楽しいですし
特に、晴れているときは開放感や非日常感といったものを一層味わえると言いますか…。


さて今回は、空港のなかでも神戸空港
その中にある「MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT」での写真を中心に、色と心について綴ります。

写真・動画撮影可、SNSでのシェア等もOKとのことですので、ありがたく使わせていただきます!

※たくさん撮影いたしましたが
①肖像権に触れない
②実際に行ってからも新たな発見ができる
という記事となるよう、掲載する写真を選びました。



ミニチュア写真家・見立て作家、田中達也さん初の常設ミュージアム、フォトスポットやアートディスプレイ。


まずは、屋上2箇所の展示室。
AIRPORT ZONEとKOBE ZONEに分かれております。

見上げても空!
所々にシルエットも…
旅行者になれちゃいます♪
私もなりましたb
田中さんのサイン
飛行機に乗れた気分♪


神戸にゆかりのあるものたちが集まった
大きなジオラマ
一部拡大
あ…!
この後
息子にも良い変化がありました!
こちらにも!
文字の入れ方までセンスが光っています。


田中さんの他の展覧会も見に行ったことがありますが
全体的に白!が基本だったと思われます。
展覧会ごとの特徴が、作品全体や使用されているアイテム、それらの色によっても表現されているように感じます。

ここについては
ベースは白色に加えて水色が使われており
作品そのものには灰色が効いているものが多々ありました。

水色からは空、そして神戸という土地柄もあって海も
灰色からは、滑走路や空港内の設備(ベルトコンベアやムービングウォーク等)を
それぞれ想起させる…といったところでしょうか。


ちなみに
「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」は生活全般ともあり、作品の色は様々
「small MUJI 展 -日用品のたのしみ方-」は、無印良品らしく白色やオーク材の色がメイン
といった雰囲気でした。


作品一つひとつがとても作り込まれているのはもちろんですが
数もなかなか多く見応えがあります。

それにもかかわらず、ごちゃごちゃしておらず、スッキリとした感じ。
1つの作品に使用されているアイテムたちが、必ずしも関連性のあるもの同士というわけでなく
室内もさほど広くはないというのに…。

色やアイテムの質感や置き方次第で、部屋の印象は変えられる
というのを体感できた気がします。


続いて、屋上芝生エリアのブロッツリー。

ザ・ブロッコリー
であると同時に
いかにも木!なのですよね…

ご存知の方も多いかと存じますが、田中さんにとって欠かせない存在。

公式サイトの写真とは、ブロッツリーの雰囲気が少し異なって見えました。
公式サイトのブロッツリーは、いかにも青空!が背景ですが
私が行ったときは、影ははっきりしていたものの、雲が背景となりました。


田中さんの作品でブロッツリーが使われる際は、背景が水色のときも白色のときもあります。
そのため、雨等でこのエリアへ出られないときを除けば
自分が田中さんの作品の一部になったような感覚で、写真が撮れます。

展示室、芝生エリアともに、作品も実物の飛行機も見やすいスポットでした。

なお、アートディスプレイも見つけることができましたが、割愛いたします。
"協賛企業とのタイアップ作品の展示"とのことから
作品の写真を掲載してもよいか判断しかねたためです。
こちらも見どころ満載です!

「MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT」を見に行って。

子どもは、初めて見るものたちに心を踊らせていたようでした。
また、田中さんの絵本を夫や私に読んでと、持ってくる頻度が高くなったり
街やテレビ等で見たものを、自宅にある他のもので見立てるようになったり
ブロッコリーも食べてくれるようにもなりました!

また、連れて行ってくれた父と母は、しばしば鑑賞に行く美術館等よりも、じっくりと作品を見入っていました。
田中さんのSNSや絵本等も、見せて!と興味を持ってくれるようになりました。

元から田中さんの作品を知っていなくとも
老若男女問わず、ここで作品の実物を見て惹かれ、好きになってくれたのでしょう。


私が何をきっかけに、田中さんの作品を知ったかは忘れてしまいましたが…。
Instagramで毎日欠かさず新作をチェックし
展覧会に赴き
絵本や写真集、インタビュー等の特集が掲載された雑誌を買う…。
それほどに、魅了され続けております。

当記事の作成中に田中さんの新しい展覧会のお知らせもあり、ますます目が離せません!
今後も、田中さんの作品そのものを純粋に
また色と心の視点からも楽しんでまいりたいと思います。


「MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT」を訪れたのは、だいぶ前ですが。
田中さんの絵本の最新刊がつい先日発売され、家族皆が読むごとに新たな発見をさせていただいているのと
神戸空港が2006年2月16日に開港したと偶然知ったことから
このたび投稿することといたしました。


空や空港が好き、神戸が好き、ミニチュアアートや〇〇展が好き、田中達也さんが好き…
この中の1つでも当てはまる方には、特にオススメのスポットです!

末筆になりましたが、神戸空港さん、開港18周年おめでとうございます。
また、MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORTを通じて
素敵な旅の体験をご提供くださり、ありがとうございます。

(すべて最終閲覧日:2024年2月16日)

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