雨合羽がなくなって、スカートを履ける生活が戻ってくる
ちゃりんこ送迎用の雨合羽がなくなった、と旦那からLINEが入っていた。
雨カバーのポケットにたたんで収納していたんだけど、風が強い日に飛んでいったのか、はたまた駐輪場で盗られたのか。買ったのはイオンだけど3000円くらいしたのにぃ。
真相はわからんけど、よくよく考えたら、ちゃりんこ送迎も残るところあと1ヶ月と少しなので、今更新しいものを購入するのももったいないねという結論に至り、雨の日は歩いて送迎することになった。
そう、娘が卒園するまであと、1ヶ月ちょっとなのだ。
1ヶ月…
ぽかーーーーーん、ですよ。
わかってはいたけど、突然、実感がぶっしゃーーと湧きあがってきて、呆然とした。
毎日毎日モグラたたきのように出現する目の前の育児タスクを黙々とこなし続けてきたのに、ある日唐突に「はいゴールでーーーすお疲れっしたーーー」と言われるような感覚。えっ終わり?4月にはもうランドセル背負ってる…???
もちろん、小学生になったからといって育児が終わりな訳ではない、それはよくわかっている。むしろここからがはじまりなのかもしれない。
とりあえず、18時までに保育園に駆け込む生活が、終わる。
はぁーーーーーマジかーーーーー
だけど、さみしいことばかりではない。
平日、自転車に乗らなくなる、ということはつまり、スカートが履けるようになるのだ!
自転車に乗る日でも履いたらええやん?と思う人もいるかもしれないけど、私はこの5年間控えてきた。スカートは好きだけど、子と一緒に過ごすには動きづらいし、たとえば、ひらひらロングスカートのすそが車輪に巻き込まれて転倒でもしたら、とんでもなく危ないからな(スカートもずたずたに破れる)
自分ひとりならいくら事故ってもいいけど、娘を乗せる時に自分のおしゃれ欲のためだけに危険なことはできない。そんなん気にしすぎ~と笑う人もいるだろうけど、そういうの、できない、クソ真面目な性分なんす。
子どもが生まれると、制約がたくさんできる。できないこと、行けないところ、たくさんある。でも、それらを永遠に失った訳じゃない。また、少しずつ、「母」でも「妻」でもない「自分」に戻っていく。
今年の春は、何も考えずに自由にスカートを選ぶぞー!
たい焼き
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