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板橋かんもくコミュニティの紹介

板橋かんもくコミュニティの暫定管理人をしています、マツと申します。
「場面緘黙の認知を高めること」を目的として活動をしています。

コミュニティといいましても、現在メンバは私ひとりのソロ活動なのですが。正式メンバはひとりですが、活動に共感し協力いただける方々に恵まれ、なんとか活動を進められています。(実はメンバはずっと募集中です、、お気軽に!)

場面緘黙については、かんもくネットさんのサイトには以下のように表現されています。
「家庭ではごく普通に話すのに、幼稚園・保育園や学校などの社会的な状況で声を出したり話したりすることができない症状が続く状態を言います。」

この場面緘黙は多くの人に知られていない。それゆえ多くの問題が起きていて、そして問題が起きていることさえも気づけていないのではないか。私はそのように感じていました。なぜなら私も場面緘黙を全く知らずに生きてきた一人だったのです。自分の長男が場面緘黙であると知るまでは。

課題認識は持っていましたが、コミュニティを立ち上げるには至らずにいました。今思えば難しく考えていたようです。決定打となったのは、かんもくフォーラムの実行委員になったことがきっかけです。日本の各地で活動している方々・団体がいる。それが刺激となり、地域コミュニティを立ち上げる後押しとなりました。結局難しいことは考えずにほぼ勢いでコミュニティをを立ち上げることとなりました。かんもくフォーラムは日本全国から関係者が集うイベントです。ご興味ある方はぜひご確認ください。

場面緘黙を知ってから、私になにか出来ることはないだろうかと、いろんな方法を検討していたのですが、私は「場面緘黙の認知を高める」ということに絞り込んでいました。やるならこれだと思っていたので、コミュニティ立ち上げ時に迷うことはありませんでした。「知っている」というこの一点で多くの効果があると思います。当事者が気づくことができる。親も早くから支援できる。周囲とのすれ違いが起きにくくなる。研究者が増え、克服に向けた新たな方法が見いだされるかもしれない。(私個人の経験に基づく考えです、他にもあるかもしれないし、間違いもあるかもしれません)

私はこの分野の専門家ではありません。普段はIT関連の会社員をしています。なので「認知を高める」以上のことができない、という側面もあります。具体的な支援・相談は専門家にお任せすることになります。

「場面緘黙の認知を高める」ことであればやる。そうでなければやらない。何をやって、何をやらないか、この判断基準は明確にしています。そして活動するうちに手段が目的にすり替わらないように、常にこの目的には立ち返るようにしていきます。

認知を高めるために、私はまず最初に象徴となるロゴマークを作ることを考えました。それも力強くかっこいいロゴを。それをステッカーなどにして、いろんなところに貼ってもらう。街中で見かけるようになると、「これなんのロゴだろう?」「かっこいいロゴだね、なにそれ?」と関心をもってもらえる。きっかけはそれでもいいと思います。そこから「カンモクっていうのがあるんだ・・」と少しでも知ってもらえたら。まずはその小さな一歩を積み重ねていきます。

ロゴのデザインはいたばしデザイン同好会さんにお願いし、想像をはるかに超えるロゴが完成しました。場面緘黙経験者の方からも素敵なロゴと言っていただけたのが印象的で嬉しいです。本当にデザインの力ってすごいなと実感しています。ロゴに込めた想いはまた別途紹介できればと思います。(割と長めの文章になりそうなので・・)

ロゴはこのnoteやSNSのアイコンとしても使用しています。また板橋区内の店舗や施設にステッカーやフライヤーとして掲示いただいています。活動の最新情報はSNSで発信していますので、よろしければご覧ください。

共感いただけた方はぜひ「場面緘黙って知ってる?」と話す機会にしていただけるとありがたいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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