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再構築の秋

ようやく、体調が戻った。心も落ち着いている。9月の終わり頃からはムクムクと、再スタートしたい気持ちが湧き上がってきた。そして、ようやく自分とも健全に向き合うタイミングがきた。書くなら、今だ!とnoteを開いてみた。

今日までの半年のこと

今日は祝日。2022年10月10日、今日は牡羊座の満月と重なった。私は太陽星座では山羊座だけど、月星座は牡羊座。何だか、親近感がある。

久しぶりにnoteを開いた。もう半年も更新していなかったんだな…


この半年は色んなことが起きていた。noteでの月間振り返りを休止しようとしたときも、もう限界を迎えた。自分の考えも、人生も、よく分からなくなっていた。こだわりが強く制御できなったと思えば、何もかも、もうどうでもいいと思う日もあった。大切にしてきたことが、全部崩れてしまったと感じるときも、大事な人を信じる力を失ったこともあった。“自分が自分じゃない感覚”で、本当に訳が分からなかった。自分波のアップダウンに、自分が飲まれて溺れてしまったんだと思う。

noteの振り返りも続いていたけど、「もうこれ以上、自分に何かを課すのはやめよう」と思った。7月は人生で初めて救急車に乗った。自分でも驚くほど体調を崩してしまったし、それどころじゃなかった。

たまに調子が良くなると、「今経験していることも、いつか役立つ日が来るだろう」と思い、何度かnoteに向かおうともした。だけど、日によって解釈がどんどん変わって、結局は何が自分の考えなのかが整理できないまま、時間が過ぎてしまった。

今でも、まだどこか、この期間のことを詳細に思い出すのが嫌だなって思う時がある。もっと時間が経ったら、変わると思う。

人生に無駄なことはない

自分を外の世界に向けたのは、奇しくもコロナだった。

8月末、ようやく順調にフルタイム勤務が慣れ始めてきた頃、謎のタイミングでコロナ陽性で自宅療養になってしまった。春先に、会社の半数の人が陽性になる中、なぜか私はかからないで済んでいたから、もう、私はかからないんだなって勝手に思っていたのに。

外に出たいという気持ちが芽生えた。同時に、療養中楽しんでいた、(すでにもうセリフが言えるくらい観た)『梨泰院クラス』と『宇宙兄弟』のセリフで、気持ちが動きはじめていた。

反動はいい方向に動いて、ようやく長いトンネルが終わったと思った。

シルバーウィーク期間では、近所にすすきを取りに行ったり、似合うフラワーベースを買いに行ったりと日常を楽しむこともできるようになった。

切り替わった「秋分の日」

秋分の日、久しぶりにカラーディレクター講座に参加した。体調不良の間、ずっと欠席していたから、数ヶ月ぶりだった。そこで、みんなや先生と話していたら、すごくワクワクしてきた。久しぶりの感情だった。

そもそも、私の人生で9月〜10月は“切り替え”時期として縁が深い。

新卒で入った会社の卒業をしたり、2社目のテレビ局時代に初めての自主企画の大型イベントを行ったのも9月末だった。そして、10月はスタートになることが多い。プライベートでも、彼氏ができるタイミングは、10月が多かった。元カレの誕生日もあったかな…今の旦那さんも、考えてみれば10月から付き合い出したし、結婚式も10月だ。

今年の10月は、切り替え、人生の再スタートを迎えたのかな。

大げさでなく、穏やかな現状

再スタート気分でも、心は落ち着いている。気合を入れまくって鼻息荒くして「変わるぞーーー!」みたいな気持ちではなく、“今、目の前の今日をちゃんと過ごそう”と思っている。

少し前の自分だと、過去の自分と比較をしては「本当の私は、こんな(暗い・ネガティブ・動かない)人じゃない!」と言いながら、自分探しをしていた。正解探しのような、体にしっくり感が来るような感覚を求めてさまよっている感じ。どこを探してもないものを探して、さまよっている。

でも、今は少し違う。自分を創り直すという感覚に変わった。今までなんて、どうでもいいし、人からどう見られても思われても、別にいいと思っている。人はずっと一緒にはいてくれない。みんなにはみんなの生活があるから。結局は自分は1人なのだ。自分からは離れられない。それを受け入れることができた。その上で、今は自分の在り方ややりたいことを、少しずつ言葉にしていきたいという気持ちが高まっている。

それに、嫌になったらスパッとやめることにしている。良いのか悪いのか、最近考えても分からないことや、自分の心が大きく揺れそうな瞬間に“離れる”ようにしている。ある種の自己防衛機能かもしれない。でも、ご自愛の方法をようやく1つ身に着けられたと思って、自分では良い方向で捉えている。

9月から“再会”も増えた。久しぶりに会う友だちや、親友家族の新築祝いを仲間でお祝いしたり、友だちがハワイから帰省して、ファミリーで遊びに来てくれたりと、会いたい人たちに会える機会がたくさんあった。子どもたちも、みんな成長している!やっぱり、私のエネルギーの1つは、大切な人たちと過ごす時間なんだと思った。

芽生えたこと

大きく2つある。

まずは、「諦めない」という決意。頑張らなくても良い、ただ自分の人生を諦めない。自分が自分であること、自分の人生を自分で照らすことをやめない。それと「人間性」を自分なりに大事にすること。人を大切に想う気持ち、自分がこれを失ったら後悔するというラインを越さないことで、自分は自分でいられると思う。

次に、肯定的な「変わりたい」という気持ちを大事に行動するということ。

正直、「変わりたい欲求」は、ここ何年も抱えてきた悩みだった。変わりたいのに、その“行き先”が決められなくて、結局、同じところをぐるぐると回って、何の成果も得られない日々。自己肯定感は、どんどんと下がっていく一方だった。

自己肯定感がマイナスゾーンに突入した頃、私は救急車で運ばれていた。もう、息をするのも面倒くさくなっていた。自分の感情って何?か、分からない。6年前に1度患った、適応障害のときとは、また種類の違った苦しさだった。起きていれば涙が出て、できることは考えないように毎日寝ることしかできなかった。もうあんな経験は十分。

自分が幸せになるにも、今、何が大事か考えた。それが「セルフトークをうまくなること」だった。自分が自分の一番の理解者、相談相手、決定者になるのだ。自分に掛ける言葉が、悲しい言葉、自分を傷つける言葉、力を奪う存在ではいけないと思う。

そして、そんな気持ちでnoteを書いている。


1つ捨てようと思う

それは、「言い訳」だ。これがなければ、きっと1年後は劇的に変わっていると思う。これまでも、言い訳や他責には人一倍気をつけてきた。けど、これまでは自己犠牲をして紛らわしていた部分がある。それを含めて、やめることにする。自分を追い込むんじゃなくて、いい感じに工夫するようにしたい。

そして、行動し続ける。行動しないと、現実は変わらない。

たぶん、気分がブレる日も、弱音を吐くときもあると思う。でも、行動をする。嫌でも2023年10月10日に、どんな結果だったかを振り返りたい。

誰かのためでもなく、自分のために。1年後の今日の自分を楽しみにしたい。

今(時間)は、未来から流れてくるんだという視点に変わってから、過去にとらわれにくくなった。今までは今まで、今この瞬間は違う次元にいる。明日は、今日の続きじゃない。明日は全く新しい人生を送れる。今の連続だけど、まったく新しい瞬間を生きることができるんだと知ってから、なんだか気持ちが楽になった。

再スタート、再構築。

今を大事に、未来からくる出来事を、存分に楽しみたい!

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