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2024年 夢を叶え始める年へ


2024年のテーマを決めるまで

2024年のテーマを何にしようか

11月頃から考えていました。毎年仕事始めに、みんなで『今年の漢字1字』の書き初めをするので、漢字もセットにしながら。「始」かな、「決」かな…いろいろな計画と思いを巡らせながら、迎えた元旦は一粒万倍日に天赦日も重なる超吉日日ということで、前から目標設定をやろうと決めていました。

昨年購入していた、原田メソッドの目標管理ノート。その特典である曼荼羅のシートを広げて、長期目標を書き終えたところでした。

そこに、能登沖地震発生。

新潟市に住んでいるので、強い揺れを体験しました。震度6弱。
ちょうど犬の散歩をしているときでした。旦那さんと1匹ずつを連れて、家のそばの堤防沿いにいるところでスマホからアラームが。後ろにいる旦那さんたちにアラームだと伝えた瞬間に、「どん!」と音がしたと思ったら足元がふらつくくらいの揺れが走りました。

「かなりでかいね」と言ったそばから、もっと揺れ始める。視界が揺れる。
近くにある柵に捕まらなくちゃって思って、犬を引き寄せる。
目の前の川は両岸を舗装されているタイプで、岸から波紋が立ち、中心で波がぶつかり合って「バシャン、バシャン」と音を立てていました。これが私には衝撃で…東日本大震災のときに、当日勤めていた会社の本社ビル41Fで被災したときの感覚が蘇っただけでなく、今回は自然現象を間近で見て、また別の恐怖感が湧きました。自宅では薪ストーブがついているので、家事が心配でとにかく急いで帰りました。足は怖さでフラフラ。走る揺れなのか、地震の揺れなのか分からないくらいでした。

家に帰ると物が落ちていて、揺れの大きさが分かりました。
薪ストーブは無事だったけど、壁飾りが落ちていたり、お気にい入りの植木鉢が割れてしまったり。極めつけは私の本棚が倒れ、物が全部落ちていたのはショックでした。机の引き出しも開かなくなったし。ログハウスなので揺れるごとに「ミシミシッ」と音がするので、犬たちがすごく怖がります。

しばらく掃除に手がつかなくて、テレビからの「津波です、逃げてください」の言葉を聞きながら、右往左往していました。

チャットやラインをひとしきりして、安否確認や状況を共有しているうちに気持ちも落ち着いてきた。ニュースを聞きながら、お正月にと気合を入れたすき焼きを突きました。

思いのほか緊張していたんだと思う。食べてすぐソファーで寝てしまっていました。布団を2Fから1Fに移して、わんこたちと一緒に寝ました。

人生は思うより短い

朝起きて、昨日のことを思い出しながら、人生は思うより短いということを強く感じました。

人は、大変なときほど本心が出る。大切なものの優先順位が勝手につく。現状が分かり、私も将来のこと、自分のことをすごく考えた一晩になりました。

自分の人生にちゃんと集中しなくてはと思った。2023年に自分に立ち返れたことで、その大切さを感じていたけど、更に思いが強くなりました。人生は短いから、1日1秒を大切に。やりたいことを全部やって、人生の幕が閉じるときに、「あ〜楽しかった」と言えるように。

そうして私はHolstee 社のマニフェストを思い出していました。

Holstee 社マニフェスト

THIS IS YOUR LIFE.(原文)


“ THIS IS YOUR LIFE.
DO WHAT YOU LOVE, AND DO IT OFTEN.
IF YOU DON’T LIKE SOMETHING, CHANGE IT.
IF YOU DON’T LIKE YOUR JOB, QUIT.
IF YOU DON’T HAVE ENOUGH TIME, STOP WATCHING TV.
IF YOU ARE LOOKING FOR THE LOVE OF YOUR LIFE, STOP;
THEY WILL BE WAITING FOR YOU WHEN YOU START DOING THINGS YOU LOVE.
STOP OVER ANALYZING, LIFE IS SIMPLE.
ALL EMOTIONS ARE BEAUTIFUL.
WHEN YOU EAT, APPRECIATE EVERY LAST BITE.
OPEN YOUR MIND, ARMS, AND HEART TO NEW THINGS AND PEOPLE,
WE ARE UNITED IN OUR DIFFERENCES.
ASK THE NEXT PERSON YOU SEE WHAT THEIR PASSION IS,
AND SHARE YOUR INSPIRING DREAM WITH THEM.
TRAVEL OFTEN: GETTING LOST WILL HELP YOU FIND YOURSELF.
SOME OPPORTUNITIES ONLY COME ONCE, SEIZE THEM.
LIFE IS ABOUT THE PEOPLE YOU MEET,
AND THE THINGS YOU CREATE WITH THEM
SO GO OUT AND START CREATING.
LIFE IS SHORT.
LIVE YOUR DREAM, AND SHARE YOUR PASSION.”

THIS IS YOUR LIFE. (日本語訳)


“ これはあなたの人生です。
自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。
何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。
今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。
時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。
人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。
その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。
考えすぎるのをやめなさい、人生はシンプルです。
すべての感情は美しい。
食事を、ひと口ひと口味わいなさい。
新しいことや人々との出会いに、心を、腕を、そしてハートを開きなさい。
私たちは、お互いの違いで結びついているのです。
自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているのか聞きなさい、
そして、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。
たくさん旅をしなさい。
道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。
ときにチャンスは一度しか訪れません。しっかりつかみなさい。
人生とは、あなたが出会う人々であり、
その人たちとあなたが作るもの。
だから、待っていないで作りはじめなさい。
人生は短い。
情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。”


今、すごく共感する言葉たち。
私は、人とのつながりの中で生かされていると思っていて、すべての出来事は人が運んでくるものだし、人との縁やコミュニケーションを大切に、その中で自分の意志をもって、情熱をもって才能・力を発揮していくことが生きることだと思っている。「経験は財産」で、失敗することも、悩むことも人生の大切な一部。流されることも合っていいと思うけど、やっぱり自分で舵を取ることが大切で、自分から始めることで、人生は創られる。自分で決めた道なら、なにがあっても納得できるから、「やりたい」と思うことを中心に据えていっぱい叶えたいことに挑んでいくのが、“自由”に人生を生きることなんだと考えています。

2024年は節目の年

今年に入って早々、40歳を迎えるので、私にとって節目の年です。
「私らしいテーマがいいな〜」とも思っていました。
年末に初めて手術をしたことや、この数年間苦しかったことも重なって、そろそろ他人を幸せにすることを考えるだけじゃなく、ちゃんと自分も幸せになることを考えなくちゃという気持ちになっていました。

前にある人に、悩んでいることを話したら、「自分のことが好きなんだね」とネガティブな表現で言われて、すごくショックでした。声が出なくなったほど。そういうことじゃないんだけどな…って思ったけれど、ふと思ったのが「それで何が悪いの?」という感情でした。
だって、全てが自分に着地していなかったら、“本気になる”、“コミットする”ことができないじゃないか?と思ったからです。上辺だけでなく、本気で自分事として取り組むから、本気で相手に貢献したいと思えるようになるのだから。だからその時から、「自分に寄り添って、自分を大事にすることが、結果的に周りの人を幸せにすることにつながる」と思うようになりました。

なんとなく、40歳は人生折り返し地点の感覚で、このあと半分の自分の人生をどういきていきたいか?を考えるキッカケでもあります。

2024年のテーマ

『夢を叶え始める年』にしました。
私は小さい頃から、将来やりたいことを考える時間がとても好きで、「こんな家に住みたい」「こんな場所に行ってみたい」「こういう体験をしたい」とプランするのが好きでした。そのときどんなに嬉しい感情になるかを考えると、ずっとワクワクしていました。

年長のとき、友だちとクッキーをもって原っぱに行くという計画をしていたことを、今でも覚えています。バスケットに赤白のチェック柄の布を引いて、その中に手作りクッキーを入れていく。日が燦燦としていて、目の前が黄色く明るい景色になっている原っぱ。温かくて、仲良しのこといるのが嬉しくてという感情も、今も思い出せます。またあるときは、家のチラシをあつめることにハマりました。我が家は古くからある農家の家だったとこもあり、広い代わりにすごく古い作りをしていました。基本畳だし、ダイニングなんてものもなく、水回りは寒いし、親戚一同集まれる茶の間は暗くて怖かった。だから、現代的でフローリングやベランダのある家に憧れていました。その時も、「この部屋は私。玄関はここでリビングダイニングはこれくらいの大きさで、みんなの部屋はここと、ここと…」と計画するのが楽しかったです。

小学生の頃、「将来の夢」を考えるのが苦手でした。言葉にしたら、ならなきゃいけないという気持ちになって、決められない。当時はカメラマンや記者、ゲームプログラマー、設計士みたいな職業に憧れていました。

常に、将来が明るくて、ワクワクして、海外なんかも飛び回りながら、業界の最先端を突き進んでいるイメージを持っていました。不安や怖さより、やらない後悔をしたくなくて、ワクワクに飛び込んでいける、あの頃が最も自分らしかったと思う

そんな感覚を取り戻して、もう一度夢をたくさん描いて、全部やってみたい!と思うようになりました。人生は思ったよりも短いから、時間やエネルギー、人との関わりを有意義に過ごさないと達成できないと思いました。だから、今年の漢字1字は『夢』。私を突き動かす、原動力である『夢に向かう』の“夢”にしました

お正月中だけでは終わらない、残り40年分の夢を描く作業。そして、2024年中に達成したいことを書き出す作業をしていきながら、今年のスタートを切っていきたいと思います。

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