新学期初日-ウチの不登校児の場合
春休み前。
登校したりしなかったりしていた次女。
仲良しの男友達とラインが繋がったとのことで、最後の数日は一緒に登下校をして、教室でもずっと一緒に過ごしていたとのこと。
あ、次女とその男の子は恋愛関係ではなく、完全なる友だちです。
次女にとっては初恋の相手ではあるのだけど…。
以下自粛。笑
私「新学期はどうするの?」
娘「どーしよっかな…。行けたら行く感じ??」
私「わかったー」
こんなゆるい感じで、登校するかしないかって話をしていたのだけれど、春休みが終わる数日前から、突然、次女が宿題をやり始めた。
私「お、宿題やってるじゃん!えらいねぇ」
娘「学校行こうかなって思ってさー」
そっか、そっか。
その気持ちがあるなら応援したいよ。
まあ、私に出来ることも、そんなに無いだろうけれど。
朝、笑顔で送り出すぐらいのことしか、ね。
ところが。
長女の入学式と。
次女の新学期初日が重なってしまった。
しかも次女は新六年生なので、午後の入学式にも出席するということで、お弁当持参。
うーわー。
どうしよう…。
せっかくの新学期だから送り出してあげたいし、お弁当も作ってあげたい。
でも長女には「入学式には出て欲しい」と言われているし…。
親がひとりって、こういう時に少し困る。
私「お姉ちゃんの入学式と重なっちゃって…。お弁当とか、どうしようか…。」
娘「大丈夫!自分で作っていくから」
私「え?いいの??」
娘「お弁当ぐらい自分で作れるよー。笑」
私「でも、朝、ひとりで起きて学校行ける?」
娘「いけるっしょ。笑」
私「せっかくの新学期なのに、お弁当も作れないで見送りも出来ないことを心苦しく思っているよ。ごめんな。」
娘「いいよー。だって、お姉ちゃんは一生に一度の入学式じゃん?私はただの新学期だから、だいじょうぶだよー。」
こうして。
次女は宿題を終わらせ。
私は長女と引っ越し&入学式にむけて旅立った。
新学期初日の朝。
「電話で起こして欲しい」との次女の要望に応えて、電話をかける。
3回呼び出し音が鳴って、次女が電話に出る。
私「おはよ」
娘「おはよー。」
私「起きられたね。お弁当は?」
娘「もう作ってある」
私「早いじゃん!」
娘「あのね、あーちゃんが一緒に作ってくれた!」
そかそか。
ありがたし!!
そして、あーちゃんからライン
「次女ちゃん、無事に学校に行ったよ!今日は行けて良かったね。」
次女が学校に行かないことを心配してくれていたらしい。
家族って。
一緒に住んでいるだけじゃない。
面倒をみたり、みてもらったり。
迷惑をかけたり、かけられたり。
支えて。
支えられて。
うん。
家族って、いいなぁ。