自分勝手な気持ちを垂れ流したダメなオンナのダメな夜
昨日。
この気持ちを抱えきれず…。
内容、そのままそっくり、彼にラインで送りつけてしまった!汗
我ながら…。
馬鹿じゃないの?
正気の沙汰じゃないよね。
いま思い返してみても。
呆れかえる…。
52歳にもなってよう!
あれ?
私、まだ51歳かも。笑←
もちろん彼とのライン上のやり取りは険悪になり…。
恋人に「今日は電話しない。明日も会わない」と拒絶され。
一気に気分はどん底。
そうして逆ギレ←本当にオトナなの???
私「わかった。」
私「もういい。」
私「もう会わない。」
メンヘラ全開…。
私は。
拒絶に弱い。
自分に自信が無いから。
拒絶されると、突き落とされた気持ちになる。
で。
どん底から、せめてもの反抗。
「ばいばい」
彼、もちろん、ご立腹。
「そんなに簡単に終わりにするな」
のあと。
ラインは既読もつかず。
電話にも出てくれない。
当然っすよね。
彼は何も悪くない。
私がただただ勝手にどん底に落ちただけなのだ。
嫌だなぁ。
こんなオンナが恋人だったら…。
はーあ。
このままブロック削除されるのかもなぁ。
それなら。
と、自分の気持ちをラインに書き殴ってみる。
「元カノへの想いを聞くたびに、自分に自信が無くなってしまう。自分は彼女ほど愛されることはないだろうと思い込んでしまう。あなたと彼女の素晴らしい恋愛の足下にも及ばないんじゃないかと不安になる。お願いだから彼女のことを悪く言ってとお願いしても、あなたは彼女を庇うだけ。それはきっと彼女のことを大切に思っているから。そう思うと、本当に苦しくて逃げ出したくなる。それでもう、逃げようかなって思う。一緒にいる幸せと、この苦しさを天秤にかけて、私は負けそうになる。」
うっわー。
メンヘラ…。
ってか、なんでこんなに不安定なの?
怖…。
「私、めったにお願いなんてしないよね?私の心を助けると思って、彼女の悪口を言ってくれても良いじゃん!なんでお願い聞いてくれないの?そんなに彼女のことが大切なの?」
我ながら…。
サイテー…。
そうして、自分のサイテーさを曝け出して、ようやく気持ちが整ってきた。
なんで、こんなこと考えてるんだろう。
私、アホじゃん。笑
気を取り直して、またラインを打つ
「人によって大切なモノは違う。大切なモノを大切にしているひとに向かって、悪口を言えなんて、私は何て浅はかなんだろう。ここまで自分の気持ちを垂れ流してみて、ようやく自分を取り戻しました。ごめんなさい。こんな自分で、あなたと一緒にいるのは心苦しい。しばらく距離を置いて考える。どうすれば自分を取り戻せるのか。きっと、あなたを好きになりすぎて、自分を見失ってしまったんだと思う。迷惑かけて、ごめんなさい。」
気が済んだ。
それで、寝た。
朝起きて。
既読のついていないラインを見て。
全部消そうかな。
と思ったけど、それはやめた。
そうして「昨日は迷惑かけてごめんなさい」とラインを送る。
しばらくして。
彼からラインが来た。
「おはよう、さくら。今日も愛してるよ」
いつも通りの、彼の朝の挨拶。
ちゃんとハートマークも散りばめられている。
それを読むと同時に。
自分のしたことが恥ずかしくなる。
なんてことを…。
馬鹿な自分に呆れかえる。
彼「簡単に終わりにしようなんて言わないで」
私「ごめんなさい…。」
彼「反省してる?」
私「反省してます。」
彼「じゃあ、仲直りね!今朝も来られるなら、僕の家においで。コーヒー淹れて待ってるよ。」
・・・。
あなたは神ですか?
私「本当にごめんなさい」
私「たくさん嫌な思いをさせて…。」
ひたすら謝る私に、彼からラインが届く。
彼「ずっと一緒にいるんだよ」
彼「さくらのいない人生は嫌だな。」
彼「久しぶりに喧嘩?みたいだったねぇ。笑」
どうしてこの人こんなにブレないの???
爪のアカ煎じて飲ませて頂きたい…。
彼から、とどめのラインが届く。
「終わらない恋をしようよ、ふたりで」
はい。
号泣~。
家を出て。
出勤前に彼の家へ。
玄関を開けるなり
「どうしたの?だいじょうぶ?昨日、なにかあったの?」
と私を気遣ってくれる。
優しくされればされるほど、自分の愚かさにいたたまれなくなる。
私「本当にごめんなさい!!!」
彼「いーんだよ。えーと、少し昨日の説明をしたい?それとも、話したくない?」
私「ぜひ説明させて欲しい!!」
で、説明した。
自分に自信が無いこと。
前の彼女との恋が素晴らしいモノだったのだろうと妄想してしまうこと。
それで苦しくなって自分に負けてしまうこと。
そうして、今朝になって自分なりに考えたことを、彼に伝えた。
「きっと、私もあなたも、その時その時の相手を好きになって、一生懸命、恋愛をしてきたんだと思う。だから、その相手のことを悪く言うことなんてできないよね。その時は、ちゃんと好きだった。それは誇っていいことだよね。それなのに私、自分のことだけ考えて、彼女の悪いところを言って欲しいなんてお願いして。本当に浅はかでした。ごめんなさい。」
すると彼が言った。
「いや、僕も配慮が足りなかった。さくらを不安にさせるつもりなんてなかったんだよ。えーとね…。前の女性の○○なところは、イヤだったかな。」
私「ごめん!無理して悪いところ探さなくても!!」
彼「うん、あのね。もちろん良かったところも好きだったところもあるよ。だけどね。別れたっていうことはね。嫌なところが良いところを上回った結果なんだよ。だから、今はもう一緒にいない。それが全て。だって、好きなところが上回ったら、まだ一緒にいるはずでしょう?」
それはそうか…。
彼「そして、僕は、いま、さくらと一緒にいる。さくらに嫌なところなんてないよ。さくらの全部が好き。だからいま、一緒にいるんだよ。それが全て。」
はー…。
こんなことまで言わせて…。
穴があったら入りたいっすわ…。
彼「だから、僕のことも嫌いにならないで?ずっと一緒にいようよ。好きなまんまでさ。最後まで一緒にいようよ。ね?」
そうして、私の頭をぽんぽん、と軽く叩いて
「さくらは本当に可愛いなぁ」
と言ってくれた。
私はこれ以上何を彼に望むのだろう。
本当に馬鹿なことをした…。
それにしても。
彼は日に日に、いい男になっていく。
この包容力。
この優しさ。
どこにしまってあったんだろうと思うほど、次から次へと、良いところが出てくる。
一方私は、昨晩みたいな不安定さを彼にぶつけてしまう…。
本当に自分が恥ずかしい。
私「ごめんね、もっとオトナになるね。」
彼「いいんだよ。そのままで大丈夫」
私「本当にいい男だね…。イザコザのたびに惚れ直すよ…。」
彼「さくらに惚れ直してもらえるなら、たまにはイザコザも、いーよ。笑」
私「自分が恥ずかしいから、もう、イザコザしたくないです…。」
彼「そっか、僕はいつでも大丈夫。どんなさくらも受け入れる。明日もおいで。コーヒー淹れて待ってる。でも、無理はしないでね。」
そうしてハグをしてキスをして。
私を送り出してくれる。
運転中に彼からラインが届く。
「大丈夫だから、ずっと一緒にいよう」
付き合い始めは、まさか、こんな器の大きいひとだとは思わなかった…。
はー。
幸せ…。
あ、スンマセン。
のろけです。笑
ってか反省してます!
本当に!!!
みなさんは、こんな面倒くさいオンナにならないように。
転ばぬ先の杖ってことで…。
私の醜態をぜひ反面教師に!笑