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12:茶摘みをして紅茶(風)を作ってみる

数年前、緑茶を作った数日後にまた茶摘みをさせてもらえる機会があったので、今度は紅茶を作ってみました。正しい紅茶の概念がよくわかっていないので、紅茶風という感じでしょうか。紅茶インスパイア系。

緑茶作りには成功しているので、摘むのにも気合が入ります。
帰宅後、洗ってから室内で新聞紙に広げて、半乾燥くらいになるのを待つのですが、うっかり二日放置してしまい、干しすぎた。

とりあえずやってみます。

紅茶は半乾きの茶葉を揉みまくって汁を出し、それを発酵させてつくるそうです。ということで揉みまくります。

掌でぐりぐりと擦って汁を出しましょう。

30分がんばって茶葉から水分が出てこなくなったので、これを発酵させます。いろんな方法があるみたいですが、ビニール袋に入れて一晩常温で放置。

ヨーグルトメーカーとかを使って、もうちょっと温度をあげてもよかったかも。

というわけで翌日の朝、匂いを嗅いでみると、なんとなく紅茶っぽいかも。明らかに緑茶とは違う雰囲気に感動します。

このままだと発酵が進んでしまうので(もう少し進ませていい気もするが)、乾煎りして発酵をストップ&乾燥。

ということで、とにかく出来上がり。淹れてみると、しっかり紅茶っぽい香りがする。香りはすごく紅茶。色は市販品の紅茶と緑茶の間くらいかな。

色はあまりでなかったけれど、緑茶にはない深味があり、ちょっと方向の違う甘みがある。これは……ほぼ紅茶だ!苦くない烏龍茶かもしれないけど。

紅茶風緑茶なのか、緑茶風紅茶なのか。緑茶の爽やかさを隠し持つ紅茶ということで。

今回作ったのが正しいのかわからないけれど、とりあえず自分が飲む分くらいのお茶なら、いろいろ自作できるみたいです。

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